海馬。
頭は、もっといい感じで使える。

第41回 7万部を超えました!!!


こんにちは!

『海馬』『調理場という戦場』は、
いま、まさにいい感じで、
リアルの書店でも動いていてくれているんですよ。

『海馬』のほうは、7万部を突破‥‥うれしいです!
5日後、11月6日に発売の本の雑誌、
『ダヴィンチ』(メディアファクトリー)にも
池谷裕二さんの『海馬』についてのインタビューが
掲載される予定ですので、おたのしみにね。
来月から、アメリカで研究をすることについて、
ぽつりぽつりと、語っていると思います。

そして!
『調理場という戦場』の斉須政雄さんは、
11月2日(明日の土曜日)の
午前5時半から8時半までやっている
TBSラジオ954khz『中村尚登ニュースプラザ』
に、ゲスト出演されるんですよ!
おそらく斉須さん登場は、6時半前後。
本について、いろいろ聞かれることと思います。

ちょうど「ほぼ日1101の日」のイベントが
終わるか終わらないかのころに登場されると思うので、
パソコンの側で、TBSラジオもつけてみてくださいね!!

今日は、いまもたくさんとどく読者ハガキの一部を、
こちら「ほぼ日」において、ご紹介してゆきますね!

それぞれが、それぞれ読みたいように
たのしんでくださっている、というのがうれしいんです。
「こんな風に、読んだんだなぁ」
と、おたのしみください!!!

今日はいつもと違い、はじめに『調理場』宛てのハガキ、
そのつぎに、『海馬』宛てのハガキをお届けしましょう。
やっぱり、『調理場という戦場』のハガキは気骨があるし、
『海馬』のハガキは、好奇心が満ちているって感じですよ。







【『調理場という戦場』の感想ハガキ】

学生の頃は本を読んで感動して、
 それだけで100mダッシュできてしまうような
 力をもらう経験を何度もしました。
 社会人になると感動がだんだん遠くなってしまって‥‥。
 でも久しぶりに、ぐるぐるとネジをまいて、
 また100mダッシュしたいような、
 できるような気持ちになれる本と出会いました。
 ありがとうございました。

素晴らしいと思いました。
 ことばに血液が流れているかんじ。

魂が泣いた。

9月中旬、NHK第1放送でMr.斉須のお話を聞き、
 この本を求めました。
 人間力開拓の稀有な良書です。

すごく読みやすくて、一気に読んでしまいました。
 これから何度も繰り返し読んで、
 自分の血肉にしたいと思いました。

仕事をしていく上での
 いくつものヒントをいただきました。
 どのフレーズにも感動しました。感謝です。
 「コート・ドール」にぜひ食べにいってみたいです。
 この本の続編をぜひよみたいと思います。

ラジオ出演された時もそうでしたが、本も、
 斉須さんご自身の声、言葉(人まねではない)で
 語られているので、胸に迫ってくるものがありました。
 上京した折には是非、料理を食べにいくぞ!!
 と思わせる本でした。

昔から存在が気になっていた方ですので、
 もう、すぐ手に入れました。
 やはり素晴らしい。勇気が出ました。
 ありがとうございます。

友人に調理師がいますが、
 自分の仕事についてあまり語りません。
 どんな世界なのか、知りたくてこの本を買いました。
 おっとりした人ですが、
 すさまじい世界にいるのを知り、尊敬します。

料理に関係してない者にとっても、
 とてもためになる内容だと思いました。
 とくに「一店目」のなかで、
 日本語のたいせつさを言ってますが、
 これから日本語教師講座を
 受講する予定でおりますので、印象に残りました。
 斉須さんの笑顔がすばらしいです。

まっとうな庶民のためにフランス料理を作る
 斉須さんの教育論、人生論。
 臨床医、研究者にもそのまま通じる珠玉の知。
 大切なことはかたづけものと掃除とは!
 まさにその通り。





【『海馬』の感想ハガキ】

脳の高次機能障害という病気について興味があり、
 『海馬』というタイトルが気になってサイトを見たら
 やはり気になる内容だった。買ってみてよかった。
 それにしても二人ともなんて例えがうまいのか。

のぞくことの出来ない脳をはじめ、
 人間て本当に複雑で精密に出来ているんですね。
 難しいかな〜と心配つつ拝見したのですが、
 すっかり引き込まれてしまいました。
 これからも定期的に読んでみようと思います。
 ありがとうございます。

世界は、人生は、なんて
 美しく輝いているのかと発見しました。
 きっとお二人がポジティヴな方なので
 そう感じたのでしょう。
 赤えんぴつでせんをひっぱりひっぱり読みました。
 脳への刺激をおくりつつ
 人生を豊かに生きてゆこうと思いました。

肩がこらずに読めた。
 頭をやわらかく、かつ、死ぬまで、1つでも
 多くの細胞を使いたいと思った。

脳について興味はあったが、
 わからないですましてきた。
 本書を読んでみて、何となく
 生命のなりたちがわかったような気がした。
 とてもわかりやすい本の構成だった。
 「脳は疲れない」…ビックリもし、日常の生活の上で、
 「力」をもらったような気がした。 

脳の話は、どうしても
 むずかしくなってしまうのですが、
 この本はおもしろ楽しく読めてよかったですよ…。
 ありがとう。対話の感じがよかったなあ。

もっと難しい話かと思っていたけど、
 すごくわかりやすく、あちこちに
 目ウロコ的な話がちらばっていておもしろかったです。
 「自分自身のこと」なんて
 ほぼ100%生理的なものだと思っていたのに、
 「こうすればああなる」みたいなどうにかなる
 (自分でできる)システムがあるってわかりました。

あ〜面白かった。
 本文を読んだあとで、
 「あとがき」のドラマ性が圧巻だ。

極めて良い。

おもしろかったー。
 やる気は、自分が動きださないと、
 おきてこないというのを読んで、
 人は行動しないと何もはじまらないのだと思いました。
 「PART2!」も出してほしいです。

難しくなりがちなテーマの本なのに。
 お二人の軽いやりとりで
 とてもわかりやすく、興味深くよめた。
 図もわかりやすい。

脳についての最新情報を得ながら、
 中年の私が読んでも、
 若者が読んでも元気が出る内容で、感激。
 佐々木マキの絵本で読んだ
 「ホモンクルス」が何かわかってこれを読んだら
 未来が明るくなりそうで嬉しい気持ちになりました!
 なんか脳天気になれる本でした。

朝日新聞の書評で見つけた。
 とて良い内容で、現在の自分を勇気づけられ、
 もっと前へ向かって進まねばと思った。

糸井氏のたくみな言葉の選び方、
 感心を超えて、感動です。

知りたかったことが書いてあったという感動。
 生存に必要な記憶を残すということに驚いた。
 いろいろな出来事の記憶も
 「必要だから残されている」のなら、
 嫌なことものりこえられそうな気がして、
 元気が出ました。

『海馬』を興味深く読みました。
 脳が老化しないことに勇気付けられた。
 125才をめざして頑張りたい。

対話形式なので、身近なわかりやすい
 興味のもてる話題からはじまり、
 専門的な説明に移っている。
 だから読みやすかった。
 たぶん聞き手が糸井さんだから
 ここまでおもしろくなったのだろうと思う。

池谷さんの研究がわかりやすく書かれている。
 脳をどう使うのかおもしろく読ませてもらった。
 各章毎にまとめが書いてあり便利である。

非常に面白く
 「めからうろこが落ちる」気分を味わった。

非常におもしろかった。
 頭をつかっていいことだと思いました。

読みやすく、わかりやすい本もあるといい。
 難しい専門書もよいが、一般の人が受け入れやすい。

普段の生活体験とシンクロさせた話の展開で、
 最後まで一気に読めました。

「へえー」と思いながらページをめくり続け、
 最後まで読んでしまった。
 ここ数年、炭水化物の摂取を減らしていた私は
 脳のエネルギー源を少なくしていたという事か、
 どうりで頭の回転が
 ニブくなっていたはずだと妙に納得。
 とにかくしばらくは読み返してみたいと思ってます。
 読んで良かった。

元気になれるかな。

ストッパーをはずしっぱなしでは、
 やばいヒトになってしまうので、
 ストッパーをはずすタイミング、
 それを見極めるのが大変だ。

最高ッス!
 サイトであんまり宣伝しているもので、
 だまされたと思って買ってみようと思ったら
 メチャ当たりです!
 寝る間をおしんで読んだの、久しぶりです。
 今度30になるのですが、年をとる勇気がわきました。
 ありがとう!!! LOVE

弟が最近、海馬に梗塞がみつかり
 治療中(検査中)です。
 たまたま開いた雑誌に載っていたので
 すぐ注文しました。
 こういう患者のために
 いい病院とかあれば知りたいです。

「30才を超えた方が脳が活発になる!」
 が何だかうれしかった。
 脳に関する本はいろいろあるが
 いちばん、おもしろいかもしれない。

大変興味深く読ませて戴きました。

まだ読みかけですが、
 受験勉強のはげみになりそうです。

これからの自分にもっと可能性があるということ、
 いろいろなものにチャレンジすることが大切だと
 改めて実感しました。
 悩んでいたものが、ふっきれて
 新しいものに進む勇気が持てました。
 経験メモリーが大切なんですね。

脳の可塑性を考える上で
 改めて参考になりました。
 また、わかりやすく、
 よみやすく、勇気付けられる本でした。
 ありがとうございます。

いきなり2回読みました。
 すごく勇気もでるし、
 「やっぱしそうかー」と心強くもなり、
 とにかくこういう本がいっぱい出てきてほしいです。
 池谷さんみたいな固い世界の面白い人大歓迎です。

私は春から大学院に入学して、仏教の勉強をします。
 先日試験に通りました。
 この半年間は仏教や英語などの
 試験勉強をしていたのですけれど、
 この『海馬』の中に書かれていることが、
 すごーーく仏教と似ていて、驚きました。
 脳の本を読んで仏教を見なおしました。
 自信を持ってこれからの道を進んでいけます。
 昨年まではコンサルティングの会社で働いていて、
 コンサルにも通じるところがありました。
 私は仏教でがんばります。

あんまり面白くて一気に読んだ。
 長い間悩んでいたことが解決した。
 いつも脳がはたらいているように生きていきます。

昔から脳の観念というか思想的なものより、
 科学的なものが読みたかったので、それが良かった。
 不確定要素を楽しむ部分が良かった。

今まで注意力がなく、あきっぽいのが
 コンプレックスでもあったのですが、
 「私の脳は新しいことに次々と興味があるだけ」
 と思えるようになりました。

対談形式は読みやすかった。
 実際に現在進行形で脳の研究をしている人の話は
 まさに最先端!!!という感じで興味深かった。

そうか、「メメント」は
 海馬が損傷したからか、と得心。
 これからたくさんアタマに入れないといけないので、
 「脳は疲れない」と言ってもらえるとうれしい。

一、海馬とは?何と読むのかな?
 二、もっと早く青年時代に知ったら良かった。
 三、80才に1ヶ月前の今読んだがすぐ実行する。
 四、息子、孫3人の高校生に1冊(計2冊を追加買う)
  1人1冊

新聞の書評コーナーで知りました。
 帯、よかったです。手に取って見ました。
 元気になるビタミンカラーのカバー、良いです。
 対談本好きでよく読みます。
 内容、わかりよく、面白かったです。
 まとめまでつけて下さって至れり尽くせり。
 友達にすすめました。






ハガキによる感想ですので、
すべて、匿名でおとどけいたしました!!!

では、次回のこのコーナーで、またお会いしましょう。


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2002-11-01-FRI

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