独特で聞き取りがむずかしい津軽弁。
青森県、津軽地方のかたへのインタビューは
テレビに映るとき、たしかに字幕が流れます‥‥
と、そんな読み札をキープしつつはじまりました、
こんかいの「カルタ・ド・ニッポン」。
「東北」というお題に、最もたくさん寄せられた
「おかぶり札」（同じところに目をつけた読み札）は、
「東北の訛り」についてのものでした！
やっぱり、方言って、ふしぎで愛おしいニッポンの
象徴のような存在なのかもしれませんねー。
ほかにも、こんなおもしろい作品がありましたよ。
・津軽弁 東北人でも 要通訳
・東北弁 フランス語と似ているかどうか
・さしすせそが すすすすす
そして、こちら。
あははははは。
なんか、いいですねぇ。
読み札の意味、わかりましたか？
「ほぼ日刊イトイ新聞」ですよ。
「ほぼにっかんイトイしんぶん」
「ほんぼにっがんイドイすぃんぶん」
“ふしぎで愛おしい”からはちょっと離れていますものの、
東北の、どこかの町で、おじいちゃんが、
こんなふうに「ほぼ日」のことをしゃべってくれたら、
それはとてもうれしいことだと思いました。
まっすぐな読み札、気持ちがいいです。
お米と宮沢賢治という組み合わせが、また。
稲の品種が３つ入ってる！
「どまんなか」「あきたこまち」「ひとめぼれ」
きれいに並びましたねぇ。
「秘湯」に弱いニッポン人のふしぎな習性が、
たのしい読み札になりました。
キープ！
「福」ではじまる県名は、３つもありますから。
‥‥でも覚えましょうね！
会津磐梯山とか白虎隊が、福島ですよ！
うーむ、重厚な作品。
こういう奥深い読み札も
身が引き締まって良いと思います。
恥ずかしながら「ほぼ日本カルタ委員会（仮）」は、
“超神ネイガー”のことを知らなかったのですが、
たいへんな英雄なのですね、ネイガー！
ふしぎで愛おしいニッポンの、想像力、炸裂です。
詳しくは、ぜひコチラをご覧ください！
東北がお題だったからでしょうか。
こんかいはなんとなく、
朴訥で穏やかな読み札が多いような気がしました。
・不良も長靴 東北地方
・リンゴ買う おまけのリンゴも 同じ量
・岩手のおかげで忘れない リアス式海岸
・赤ベコよ たまには「いいえ」と 言ってくれ
と思ったら、やっぱりこうした札も届きます。
一瞬、これは「桐担保」というダジャレを言いたいだけの
いわゆる「言いたいだけ札」？ と思いましたが、
よくよく読み取ってみますれば、
「たんすを質に入れて食べものを手に入れる」という
筋の通った切なげな意味が浮かび上がってまいりました。
ダジャレだなんて言って、ごめんなさい。
とはいえ、ダジャレが悪いわけではないので、
・まぐろ寿司 フランス人は アン ドウ トロ
というような「言いたいだけ札」も、
「ほぼ日本カルタ委員会（仮）」は
前向きに受け付けてゆきたいと思います。
どうぞ積極的にお寄せください！
でもキープ率は低いですよ？
さて、
「フリー部門」もどしどし届いております！
ふしぎですねー。
愛おしいですねー。
夕焼けの中、田んぼでかえるを追いかけて
そのあと温泉につかりたくなりました。
外国のかたからみれば
とてもふしぎなニッポンの習慣を読んだ２作品。
尻を出す大胆さと、音姫に頼るニッポン人の恥じらい。
ふたつ並べてみると、おもしろいですね。
ところで、
これまでに出してきた過去の「お題」にも、
こんな具合でまだまだ届いております！
・静岡が言う山梨も言う 富士はこっちからが一番
・すし飯を うちわで扇げば 風鈴も鳴る
過去の「お題」でも、キラリと光る読み札は
平等にキープしてゆきますので、
思いついたらいつでも送ってくださいね。
それでは、次回の「お題」を。
「関東地方」。
北海道から南下してきたので、お察しでしたよね？
茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、
この７県の「ふしぎと愛おしい日本」を募集します。
関東地方に縁のないかたも、もちろんどうぞ！
関東にお住まいのあなた、お待たせしました！
下の投稿のルール（仮）を
すすっと一読いただいたなら、どうぞお気軽に、
もう、友だちにメールでも送るくらいの感覚で
ご投稿いただけるとうれしいです！！
みんなでカルタをつくりましょー。
募集するのは「読み札」
カルタは「読み札」と「取り札」に
わかれているわけですが、
当面は「読み札」のほうを募集したいと思います。
七五調や七七調の札がカルタっぽいみたいですよ。
「ふしぎと愛おしい日本」がテーマ
なにを書いてもよい自由な投稿です。
でも「ふしぎと愛おしい日本」というテーマからは
どうぞ、はなれないようにしてくださいね。
どの文字で投稿するかは自由
「いろはにほへと‥‥」の文字のなかの、
どれを選ぶかは今のところ自由です。
部門について
大きくわけて、「お題をテーマにした部門」と、
それ以外の「フリー部門」の投稿を受け付けます。
過去の「お題」を投稿するのもＯＫ。
その場合は「フリー部門」への投稿になります。
ひとつのメールにひとつの「読み札」
いっかいの投稿で送る「読み札」は、
一作品だけにしてください。
ひとつひとつ、集中して吟味したいので。
たくさん思いついた場合は、
何回もメールを送っていただければ大丈夫です。
詠み人しらずの投稿です
『万葉集』のように、というと大げさですが、
“詠み人しらず”の作品を集めたカルタを目指します。
“無名の知”のパワーに期待するカルタを。
なので、投稿者のハンドルネームは発表いたしません。
