わたくし、15年来の趣味がこうじ、
TBSの『新知識階級クマグス』というテレビ番組で、
田中宏和同姓同名応募の告知をいたしました。
そして、何人のご新規の田中宏和情報が寄せられたのか?
とりわけ、何人の田中宏和さんご本人から
自己申告があったか、のご報告です。
オンエア直後にメールをいただきました。
よっぽどテレビを見て、切羽づまられたんでしょうね。
驚かしてすみませんした、茨城の田中宏和さん!
お会いするのが楽しみです。
続いて、
今のところ、一流ブランドの予定も
歌って踊れることが条件のバンドの予定もありませんが、
どうぞよろしくお願いします。
ありがとうございます。
こちらこそ「はじめまして!」なんですが、
どうも「はじめまして」な感じがしませんね。
いや、でも「はじめまして」なんですよね。
あらためまして、「はじめまして」。
次は、まず、変則的な申し込みをいただきました。
さすがに不安になりまして、
「色違い」はともかくとしてまして、
「そもそも田中宏和さんで無くても、
田中宏和Tシャツをご所望な訳ですか?」と、
失礼にもお問合せのメールを差し上げたところ、
世間一般で開かれている
「総会」というものを期待されると、
とても落胆されそうで心配であります。
実体は、ただ田中宏和が集まるだけの会でして、
式次第も無ければ、
重要事案の議決とか、
入場行進とかも、ありません。
わたくしの中では、
「節々に律儀な田中宏和さん」(仮称)です。
どうもありがとうございました。
さらに、若い人からのメール。
「小6の田中宏和くん」から
メールをもらうとは思わなかったです。
当方、40歳のもちろん男です。
なんなら夏休みの宿題を田中宏和一同で手伝いますよ。
自由研究のテーマは、
もちろん「同姓同名」ですが。
代筆してくれたお母さん、
しかも「宏和」と名付けていただき、
どうもありがとうございます。
ヤング田中宏和さんからのメールに喜んでいたところ、
さらなる情報が舞い込みました。
今のところ確認している限りでは、
「最北かつ最年少の田中宏和さん」ですね。
それにしても、
赤の他人を「田中宏和くん」というだけで、
「親戚の子のような思いで
絵を見つめて」いただき、
どうもありがとうございます。
小1の函館の田中宏和さんに代わって、
御礼申し上げます。
以上、
今回のご新規の田中宏和情報としましては、
5人の田中宏和さんご本人の他、
田中宏和さんを知っている情報もいくつかいただきました。
ただ名前が同じというだけのことに過ぎないんですが、
人の名前というものが持つ呪術的なパワーを
ひしひしと感じずにはいられません。
先日のテレビ番組で、
「あなたにとって、田中宏和とは?」と聞かれ、
「自分に一番近い他人です」と答えました。
本来なら自分を区別する
自分だけの記号であるはずの
自分の名前というものが、
みんなの共有物としてあるがために、
逆に自己が開かれていく道具になったわけです。
もはや「田中宏和」という名前は、
「自分の名前」というよりも、
「世界から賃貸してる名前」って感じなのです。
同姓同名問題は、
独我論の底抜け現象であります。
「名前というもの」に関して、
こんなメールをいただきました。
名前に個人史が込められているんだなぁと、
こちら、名前で遊んでいるだけの存在としては、
神妙に感慨深く読ませていただきました。
このコーナーが、
名前についてのみなさんの考えを
動かすきっかけとなったら、
とてもうれしいです。
ぜひ田中宏和情報だけでなく、
こんな名前にまつわる思いもお寄せください。
|