田中宏和 同姓同名観測所

2022年の年賀状

あけましておめでとうございます。
2022年、令和もいつの間にか4年の始まりの日に、
何事もなく
田中宏和同姓同名年賀状シリーズの新作を発表できることが、
今年も初春の喜びであります。

とはいえ去年は、
田中宏和運動にとっては辛い出来事がありました。
4月に86番目の田中宏和さん、「ミニバンの田中宏和さん」が、
新型コロナウィルスのため50歳の若さで
急逝されてしまいました。
大阪府羽曳野市のご実家にお悔やみの電話をいたしましたら、
お母さまから「息子は田中宏和の会が大好きでした。
ギネス世界記録を目指して続けてください。
応援しています」と逆に励まされました。
生前の「ミニバンの田中宏和さん」と
田中宏和運動関西地区忘年会で、
共通の趣味であるクルマで交流を深めていた田中宏和さんが、
わたくしにとっては初対面の154人目の田中宏和さん、
「ポッキーの田中宏和さん」でした。
この一連のエピソードは、
田中宏和.comでも記事としてご紹介
しております。

さて、同姓同名の人が亡くなると、
やはり自分事にように思ってしまうものだなと、
しんみりした日々を過ごしながらも、
続いて、155人目の札幌市で看護師という、
コロナ禍でエッセンシャルワーカーとして
大変な日常を送っておられる、
「動物王国の田中宏和さん」と初めて会話できました。
そんな折、GetNavi webの取材受けをした記事
『あと10名でギネス記録!
同姓同名を集めて27年「田中宏和運動」の今』
が出ましたところ、
それがLINE NEWSに掲載されたようでして、
日本テレビ『スッキリ』から生放送の出演依頼が来て、
2日後の9月9日朝の8時の番組のオープニングで
田中宏和運動が紹介され、
同い年のMC加藤浩次さんからの質問に自宅からの
リモート生出演で答えるということになりました。
出演の1時間後くらいには、まとめ記事がアップされており、
相変わらずネット界のお仕事の速さに感心いたしました。
番組冒頭で田中宏和さん募集、
漢字も問わないタナカヒロカズさん募集と呼びかけてもらったら、
エンディングには7人のタナカヒロカズさん情報が集まったとか。
この機会にあらためて所信表明しておこうと、
noteに原稿「『スッキリ』生出演で言いそびれた
〜「がんばらなくても世界一」という事例をつくりたい。」

を書いたり、
一方で、気を悪くされている
タナカヒロカズさんがいらっしゃるのではと、
田中宏和.comに「日本テレビ『スッキリ』での募集と、
長年にわたりタナカヒロカズ関係者のみなさんに抱く
申し訳ない気持ちについて。」

という記事をアップしたりしました。

この『スッキリ』効果で、立て続けに
田中宏和さんたちとリモート初対面することができました。
156人目の田中宏和さんは、
富山県で住宅販売の営業をされている、
4人家族の家長たる32歳の「南砺の田中宏和さん」。
157人目の「伊那の田中宏和さん」は最高齢の87歳でした。
コロナ禍でひさびさに実家に帰省したという
息子さんご夫婦が、Zoomでつないでくださって
デジタルな面会が叶ったのでありました。
「来年、田中宏和運動全国大会があるなら
東京に行きますよ」と、
力強いお言葉を頂戴しました。

また10月末には、朝日新聞の「数字は語る」コラムで
『最年少は2歳、157人の田中宏和さん
 同姓同名の世界記録に挑む』の記事
が出ました。
この取材記事を書いてくださったのは、
なんと17年前に田中宏和3人の出会いを
朝日新聞beの記事を担当された浜田奈美記者でした。
「まさかこんなに増えているとは」
と驚かれたようでありますが、
当事者である当人も正直驚きしかありません。

158人目は、福井県福井市の27歳の
「タツウェイの田中宏和さん」。
159人目は、広島県福山市にお住まいの
乙女座の田中宏和さん(44歳)で、
「修理の田中宏和さん」。
160人目は、東京都江東区に夫婦でお住まいの
29歳の「ベスティの田中宏和さん」。
都内在住の田中宏和さんなら、
もうリモートではなく、リアル対面で良かったんではとも、
今になっては思いますね。

ついに田中宏和の会は、
160人の田中宏和さん、
北は北海道の田中宏和さんから南は沖縄の田中宏和さん、
下は2歳の田中宏和さんから
上は87歳の田中宏和さんの会となりました。
今年は4年ぶりにギネス世界記録を狙う、
田中宏和運動全国大会2022を
10月29日(土)で計画しております。
そのため、今年の年賀状はこうなりました。

※今年も会社の同期の植村倫明くんが
デザインを担当してくれました。
本人によるイラストレーションは、
昨年回顧展があった二人のイラストレーター、
安西水丸さんと和田誠さんを意識したそうです。
実に器用ですね。

ということで、
はたして今年こそ164人の同姓同名の集いの
ギネス世界記録を超えることができるのか。
たまたまこの記事をご覧になったのも何かのご縁ですから、
みなさんが、田中宏和さんかタナカヒロカズさんか、
もしくはタナカヒロカズさんではない方であっても、
今年の年賀状にしたためたような
ご支援ご協力のほどをどうぞよろしくお願いします!

みなさまにとって
ギネス世界記録級の一年になることをお祈りしています。

2022-01-01-SAT
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