あけましておめでとうございます。
あらためて一年前の年賀状を読み返すと、不思議な気分になります。
「ついに昨年は160人目の田中宏和さんとリモート初対面することができました。
そこで、満を持して164人の同姓同名の集いのギネス世界記録にチャレンジします。」
からはじまり、
「2022年10月29日(土)に東京・渋谷にての開催を予定しています。」
とおそるおそる締めくくっております。
新型コロナウィルスという流行病が続く中、
はたしてタナカヒロカズさんが全国から集まって「青春」並みに「すごく密」な状態をつくって良いものか。
直前までひやひやしておりました。
結果的には医療関係のタナカヒロカズさん曰く、
「第8波の兆候が見られはじめた週」の絶妙な10月29日というタイミングで、
178人のタナカヒロカズさんが、
東京の渋谷にあります東京カルチャーカルチャーに集合、
同じ渋谷ココチビルのヒューマントラストシネマ渋谷シアター1に5分間いるだけで、
同姓同名の最大の集まりギネス世界記録を達成することができました。
(ほぼ日『ただいま製作中!』の記事にもしていただきました)
事前から「がんばらなくても世界一」、
「脱力した世界一の見本をつくりたい」と念仏のように唱えておりましたが、
ギネスチャレンジタイムの直前に来て直後に帰っていったタナカヒロカズさんたちから、
「本当に5分間座っているだけでギネス世界記録ホルダーになれた」とお喜びの声をいただいております。
しかし、あまりに慌ただしく、178人ものタナカヒロカズさんが集まったものですから、
いまだにゼッケン178番のタナカヒロカズさんの消息はわからず、
まだあだ名をつけることができなかったタナカヒロカズさんも数名、
178人が購入権を持つ公式認定書の申し込み受付に立ちはだかった振り込み名は「タナカヒロカズ」で全員同じ問題などなど混沌はいまだに続いております。
また今回の挑戦にあたって「だいたい同じでいいんじゃない?」との平和的メッセージで、
漢字が違うタナカヒロカズさんたちへの参加を呼びかけましたところ、
日本の漢字文化の奥深さを知ることになりました。
もはやテレビのクイズ番組で「タナカヒロカズの漢字のバリエーション」を書きなさいという出題があっても驚きません。
ぜひお正月のゲームとして挑戦してみてください。
以下、今年会ったタナカヒロカズさんたちからなる正解であります。
田中宏和、田中尋和、田中浩一、田中弘和、田中弘一、田中寛和、田中博一、田中洋和、田中寛一、田中寛和、田中博和、田中宏一、
さらに難問として、田仲弘和、田中裕万、田中弥一、
さらにさらに超難問として、田中大数、田中碩量。
いかがでしょうか?
17種類!
そして、この原稿を書いている12月20日現在、タナカヒロカズの会は241人のタナカヒロカズさんたちからなる会へと発展しました。
1年前の160人からなんと1.5倍、81人増の大躍進でございます。
これもひとえにみなみなさまのおかげと、
ひたすら合掌しながらの感謝の気持ちで満たされているのであります。
ということで、2023年のタナカヒロカズ同姓同名年賀状シリーズの新作のご紹介でございます。
※今年も会社の同期の植村倫明くんがデザインを担当してくれました。
某国営放送で取り上げられた画像キャプチャで国際感を出しております。
タナカヒロカズの会としては、
サッカーワールドカップの周期に合わせ、
次回はタナカヒロカズ運動全国大会2026でギネス世界記録の更新を行うつもりでおります。
しかし、今回のグローバルな報道により目覚めた世界各国の同姓同名の集まりに記録を抜かれるか、
それとも馬鹿馬鹿し過ぎて挑戦する気力も沸きあがらないのか、
しばらく事態の推移を見守り、場合によっては4年以内に再挑戦もありえます。
日本国内で記録にチャレンジの動きもあるやもしれません。
今年もどんなタナカヒロカズさんとの出会いがあるのか。
ぜひ周りにタナカヒロカズさんがいらっしゃいましたらご紹介ください。
タナカ家の新しい命にはぜひヒロカズとの名付けを積極的にご検討ください。
みなさまにとって佳き2023年になりますよう!