ほぼ日刊イトイ新聞プレゼンツ モノはコトなり、コトはモノなり。 そしてコトバは、すべてをつなぐ。 |
いよいよ9月30日から始まる ほぼ日刊イトイ新聞プレゼンツ GOODS JOCKEY(グッズジョッキー)。 前回はなぜ、この時期に 糸井重里がラジオ番組をはじめるのか? ということをお伝えしましたが 番組のコンセプトとして最後に こんなこともお伝えしました。 今までにないものすごく「自由」な番組だと思います。 売れなくてもいい、買わなくてもいい、 聴かなくてもいい。 と、ここまで読んで 「む、売る? 買う? ってどういうこと?」 ってことが気になりませんか? どうやら今回始まるこの番組は 通販番組というスタイルなのです。 「ほぼ日」でも今までネット通販をやってきたはずなのに なぜ、ラジオで通販番組をするのか? darlingが「ジャパネットたかた」の 高田明社長のように商品紹介をするのか? (物まねはできるらしいが) そのあたりを引き続きdarlingに聞きました! ほぼ日: 今回の番組は通販番組というスタイルと聞いてます。 darling: この番組は通販っていうカタチを とっているだけなんですよね。 通販というスタイルが面白いんですよ。 モノとか人とかへの、目のつけかたというか、 考える角度みたいなものを話したいんですね。 それを、ただエッセイ集にしたんじゃ面白くないんで、 こういう風に語ったものが、 「あなたのところに届きますよ」っていう 現実に関われるからおもしろいんですよ。 バーチャルじゃないっていうことを ぼくらがやっているっていうのが、大事でさ。 現実にあることなんだと。 そういうものがあるんだっていうことを 伝えられるからねぇ。 通販っていうのは、すごく見えやすいんだよね。 いつも「ほぼ日」ではオリジナル商品を出しているけど、 オリジナルじゃないものに対して ぼくらがどういう目で見ているかということを 伝えたいんですよね。 だから、ここの通販で紹介していくモノと、 「ほぼ日」とが、 どこかで合体できるといいなぁと思う。 よそにいいものがあるんだったら、 自分ちで0からつくる必要はないかもしれない。 もっと上手に外のものを探して売る方がいいでしょう。 それを紹介するっていうのは大事なことだと思う。 音楽番組で、曲を紹介するのと同じなんですよ。 グッズジョッキーってタイトルをつけたのも 音楽を紹介するんじゃなくて ものを紹介するジョッキーってことで。 作っている人も、またよろこんでくれるじゃないですか。 あの『智慧の実を食べよう』の時に、 壇上にあがった講演者の人が、 「若いお客さんが来てびっくりした、うれしかった」 っておっしゃっていたけど。 逆に、若いお客さんのほうも、壇上の人と遭遇して、 「こういう人がいるんだ!」 と元気になったとか言ってくれているわけです。 両方の側の人に、人を紹介しているんですよね。 「ほぼ日」はディスクジョッキー屋さんなんですよね。 ゴキゲンを探すディスクジョッキー。 ほぼ日: なるほど。その「考える角度」ということには 「探し方」という要素も入ってきますよね。 「ほぼ日」読者の方も商品情報の投稿という形で この番組に参加することができると思うのですが。 darling: まずは聞いていただけると嬉しいですね。 商品情報の投稿としては 情報源としてものを教えてくれるのは 非常にありがたいことですけど 「こういう目で見てこういう風にいいと思う」 という、視点と一緒に教えてくれるといいですね。 つまり、あなたの言っているのと 同じような言い方であっちこっちから 似たような投稿がくるんですよ、ということ。 その時に大勢の人に紹介する価値が あるかどうかっていうのは 視点があるかどうかというのが 基準だと思うんです。 その視点に対してものが のっかってくるかどうかだと思うんです。 この番組の場合、 投稿というのは、 視点のプレゼンテーションだと思う。 そういうことを踏まえて いろんなことを教えてくれることが あるといいなぁと思います。 どうやら、高田社長のような商品紹介が 聞きどころってことじゃないようです。 まずは火曜日から始まるこの番組を 楽しんでいただけるとうれしいです。 ぼくらも読者やリスナーから どんな投稿がくるか楽しみです!
GOODS JOCKEYが取り上げる予定のものは・・・・ 第1週目は「一万五千円のお箸」です。 「えっ、箸が一万五千円?」 って気になった人はラジオを聞くべしです! いよいよ明日から放送が始まります! |
2003-09-29-MON
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