この、おかしな決めゼリフを こんにちは。「ほぼ日」の永田です。 いよいよ大会も佳境ですが、 本日は準決勝の結果と、 それでは、まず、 |
旦那に 「ふとんと結婚すれば良かったのに」 と言われる私です。 やはり、ふとんでしょう。 (すず) |
この企画を通して知ったんですけどね、 「ふとんとワタシ(オレ)と どっちが大切なの?」って 結婚相手から問いつめられてる人は けっこういるみたいですよ。 |
強面の上司に 「がんばってるな」といわれるより、 かわいい同僚のあの子に 「がんばってる、あなたがすきです」 って言われたい。 (GON) |
人は、難題に直面すると、 ふだんは使わない部分の想像力を駆使し、 いろんなパターンでもって、 「こう考えてみたらどうだろう?」 ということをシミュレートするわけです。 |
温泉が子猫に勝ったのには驚きました。 生命ある子猫でしょ、普通。 悔しい! なんなのさ! ここで負けたら子猫の立場がないじゃん! 温泉、アンタ死ぬ気で勝ちなさいよ!! (そくぽん) |
温泉に向かって 「死ぬ気で勝て!」と檄を飛ばすこの理不尽。 「ほぼ−1 グランプリ」は かようにユニークな企画です。 |
先月より店長になってるはずなのに 手当がついてないとは、 どういうことなんですか? 社長! どういうことなんですか!!!? というわけで、昇給! 今月からは、昇給ですよね! 社長! ね? (うなぎ屋店長) |
こんなところにメールしてないで、 人事か、どっかの相談窓口に 連絡したほうがいいんじゃないかな? |
僕の友人でお坊さんになったやつの話です。 お坊さんになるための修行では、 あらゆる煩悩を無くしていくのだそうです。 でも最後まで無くせないのが、 「睡眠欲なんだ」と言っていました。 性欲も、食欲も、どこかで「どうでも良い!!」 となるところがあるけれど、 睡眠欲だけは無くならないと。 ふとん君、あんたなしじゃ生きていけないぜ。 (GON) |
ああ、なるほど、なるほど。 「ふとん」の強さの秘密が ちょっとわかったような気がします。 |
温泉は出かけていくところ。 ふとんは帰ってくるところ。 いつだってふとんに帰ってくるんです。 (ヨシナガ) |
かの、みうらじゅん先生も 「みうらじゅんに訊け! ──この島国編──」のなかで つぎのようにおっしゃっています。 「旅の条件は戻ってくることです。 行きっぱなしは蒸発です。」 けだし、名言。 |
さっきまでインフルエンザで寝てました。 家族からも隔離の私を 全力で包みこんでくれた ふとんに一票! この後もよろしくふとん! (hiroe) |
ああ、これは説得力あるね。 「全力で包みこんでくれたふとん」 というフレーズが よく考えるとおもしろいですね。 |
派遣の私には、基本的に昇給はありません。 いや、あったとしても、 ちょっとお金が余計に入るより、 好きな人と一緒にいられる方が幸せです! 昇給しなくても生きていけるけど、 ラブがないとつまらない! 生きている実感が湧かない! だから両想いに1票。 両想いも私もがんばれっ! (春巻き) |
「両想いも私もがんばれっ!」 なんてステキでおかしな日本語。 |
両思いよ! もういいだろう! 今は昇給をのぞむぞぉ〜。 (ぽったま) |
これも、笑ったわー。 「両想いよ、もういいだろう!」って。 なにが。どう。 |
私の好きな人が、 私の事を好き! こんな幸せ、他にある訳ない! 行け! 両想い!! (黒猫) |
「行け!」って言われても‥‥。 |
両想い! ここまできたらもう両想い! 正直昇給に魅力を感じるけど、 でも両想い! (匿名) |
「ここまできたらもう両想い!」 ものすごいフレーズです。 若手男性アイドルグループの デビューシングルみたいです。 |
恋のあまりの切なさに、 死んだように眠った日。 些細なことでも嬉しくて、 足をバタバタさせた日。 恋をした時、 誰よりも苦楽を共にしたのは、ふとん。 お前だったのかもしれない。 あえて言わせてもらおう‥‥。 俺がふとんで!! ふとんが俺だ!! (ひよこ師匠) |
あまりに意外な展開に 「ふとんの話かよ」とひとりつぶやく。 |
やっぱり、ふとんだ。 だいたいその語感からしていい。 ‥‥ふとん。 さらに「お」がついて ‥‥おふとん。 やっぱりいい。 (kohara) |
すいませーん、 なんか、ヘンな人がいるんですけどー。 |
私は一生、あなたから離れられないわ! 震度3くらいじゃ絶対に離れられない! 病める時も健やかなる時も! あー! LOVEふとん! (らんらん♪) |
揺れたら、ちゃんと避難しなさいね。 |
そりゃ、生活のためならば昇給ですよ。 生きる活力ですよ。 でも、人生のためには、人が生きるためには、 両想いを取りたいです。とらせてください。 安西先生‥‥両想いになりたいです! (なおやん) |
なんでもかんでも安西先生に言うな。 |
選ぶならもちろんふとんです!! 理由はお風呂が嫌いだから。 (ohふとん) |
いろいろ言ってないで さっさとお風呂入っちゃいなさい! |
勤め先の昇給は、見合わない程の重責が もれなくついてくる予感が ビシバシするので 私は両想いをとります。 (魔女頭) |
そうね、昇給って、 ようするにそういうことだよね。 |
こう考えてほしい 、 昇給は仕事と両思いになった結果だと。 (れい) |
‥‥ええと‥‥で? どっち? |
「ふとん」と「温泉」って…。 もう対決なんかより、タッグ組んじゃえば、 最強じゃん。 どんな相手もイチコロじゃん。 (hid) |
あ、そういう展開があるか。 「ほぼー1 タッグマッチ」ね。 |
温泉‥‥大好きですが、 どんなに気持ちよくなっても、 うっかり寝てしまったら 命に関わるんですもの‥‥。 安心して気持ちよく眠れるおふとんがいいです。 (しずかちゃん。) |
そ、そういう問題? |
ついに始まりますか。 自分カルチョ的に鬼門です、この試合。 温泉がんばれ! そして、ふとんは昇給に勝ってくれ! (ドカン) |
そうだった、そうだった、 「ほぼカルチョ」、覚えてる? 最終的に的中させた人は 何人くらいになるんだろう? |
昇給。心に思うだけでキュンとしちゃう。 なのに両思いにはそこまでときめかない。 いつからこんな子になっちゃったんだろう? と考えたとき、 愛には飢えてないからだと気がつきました。 (ユキコフ) |
ええと、よかったじゃないですか、 ということでいいんですよね。 |
1回戦「ラーメンVS両想い」で ラーメンに票を投じました。 私に恋は微笑まないから‥‥。 が、昨日友人から「結婚する」との電話。 相手を聞くと私が「頼りない」と マイナスイメージの彼。 でも友人は 「最初、この人ないな‥‥ って思ったけど ものすごく優しいの」と。 「頼りない」=「ものすごく優しい」‥‥。 見る目の無かった私の反省と 結婚おめでとうを込めて、 がんばれ「両想い」。 (そっちゃ) |
なんだか竹内まりやさんの 歌みたいじゃないですか。 |
ラブラブ両想いな夫と私ですけど 心が荒んで喧嘩をする時があります。 それはずばりお金がない時。 だから昇給は両想いのためにも大切なことです。 がんばれ昇給! (キャビア) |
愛のためにもお金が必要だ、と。 ああ、人類は過去より この問題を幾度論じてきたことか! 漱石しかり、ドストエフスキーしかり。 いや、意外にね、「ほぼ−1」って、 文学的なコンテンツだと思うんですよ。 |
中学時代に両想いだった彼が 夫となった今でも、 夢に出てくるんですよ、 胸キュンとしていた頃のことが。 あー、あの頃は楽しかったなぁー。 わたし、今年銀婚式を迎えました。 (紅の) |
なんだかね、 こういうメールを読むのが ほんとうにうれしいんですよ。 よくないですか、こういう話。 |
「あと2分! せめて1000行け! 昇給!」 モニタに向かって「昇給」を応援する自分。 ハタから見たらさぞかし変だったでしょう。 (何やってんだ? 自分。tomoaki) |
これは生中継の準決勝を 見てるときの話ですね。 笑ったわー。 笑ったあと、ちょっと泣いたわー。 勝負がほぼ決まったところで、 「せめて1000行け!」と声援。 いいわー。笑えて、泣けるわー。 |
なんかここまで来ると 解説的なことをしたくなってきますね。 一部の人に受けてるものは駄目だったですね、 阪神とかスラムダンクとか、 仔猫も犬派がいることを考えると 優勝までは届かなかったのかなあ、と。 で、4強に残ったのは概念的なものばかりですね。 ふとんはものですけど、 あったか感とか寝る状況を生み出すツールとしての 概念が強みであり残って る理由ではないでしょうか? もう、もの(ポテチ、ラーメン、生ビール、iPod)の 時代ではないんだな、と実感しました。 以 上、解説終了。 で、どっちやねん! ここまで来たら「両想い」に勝って欲しい。 それが美しいエンディングだ。 (予想は全くはずれてた解説者) |
‥‥と、いうような会話が、 さ! 発表しましょう! |
ふとん、強ぇーーー! さぁ、みなさんも、ごいっしょに! せーーのっ! ふとん、強ぇーーー! 「史上最強のぬくぬく対決」と言われた 準決勝第1試合でしたが、 なんと、じつに4倍もの大差をつけて ふとん圧縮! じゃなくて、圧勝! ふとんが短期決戦にのぞむ なにかの競技のチームだとすると、 状態は非常によいといっていいでしょう。 どうでもいいですけど、このイラスト、 「ふとんvs温泉」じゃなくて、 完全に「ふとんvsカッパ」になってるじゃないか。 |
「愛」と「お金」の対決? いや、そんな単純な問題じゃない? なんとも因縁深い組み合わせとなった 準決勝第2試合を制したのは、両想い! 最後に「愛」は勝ったのか? いや、そんな単純な問題じゃない? あなたはどちらを選びましたか? また、その理由はなんですか? それだけでも一晩語り明かせるだろう。 ともあれ、勝ったのは「両想い」! ふたりは手を取り合いながら 決勝のリングへ! |
というわけで、勝ち上がったのは、 「ふとん」と「両想い」! さぁ、万感の思いを込めて、 トーナメント表を見返してみましょう! |
さぁ、泣いても笑っても、 あ、違う。 準決勝と同じく、 ちなみに「ほぼ−1 グランプリ」は そして、うっかり決勝戦の時間を 下の登録フォームに |
さぁ、それでは、最後の2試合! せーーーの、 |
「スラムダンク」と「子猫」をくだすも、
「ふとん」の圧倒的パワーに屈した「温泉」。
「ビートルズ」と「おしゃべり」を倒し、
「両想い」を苦しめた「昇給」。
あまりにも当たり前のフレーズを述べるならば、
どちらが勝ってもおかしくない!
険しいステップを一段一段のぼり、
頂点へとのぼりつめた両者。
「ふとん」‥‥キミのその癒しのパワー。
「両想い」‥‥キミにみんなは希望を重ねた。
初代王者に輝くのは、どちらか!
そこにどんなドラマが待っているのか!
すべては、みなさんのジャッジにかかっている!
それでは、今夜、 そして、この決勝戦の結果を含む そこで、これまでに敗れた メッセージは以下をクリックしてどうぞ! |
2009-11-20-FRI