ほめ道を往く。
「ほめられて伸びる派」のためのページ。

今日のテーマはビッグです。
なんと、「E.YAZAWA」さんをほめるのです。
しかしながら、そこはフランソワーズさんのこと、
「E.YAZAWA」さんをテーマにしながらも、
いつの間にか‥‥と、思ったら!
意外にも、ストレートに
男の魅力について語っていきます。
その出会いは、ある日突然訪れたようです。



第四十九回
矢沢永吉をほめる。
〜「矢沢永吉」という存在について〜

「♪I LOVE YOU OK?」

はい、「OK」です!

ほぼにちわ! みなさん、ビッグになりたいですか?
今日は「矢沢永吉」さんのお誕生日です!
パチパチパチ!!
心から、おめでとうございます!!

「矢沢永吉」さん。
それはアウトローでタフな男の生き様。
男たちの憧れ。
一家に一枚「E.YAZAWA」のタオル。

わたしが「矢沢永吉」さんの魅力に気付いたのは
実はつい最近でした。

正直、「おしゃれ」系音楽が好きなわたしとしては
ちょっと「血の気が多いかな?」なんて
失礼なことを思っていた時期が随分長くて
今、思えばそれもわたしが子供だったと
己の許容範囲の狭さを痛感いたしました。

それが、ある日を境に「気になる存在」に
変わったのです!!

それは突然やってきました。
何度も言うけど『ラブストーリーは突然に』とは
小田和正さん、いいことをおっしゃいますね!
本当に、そんな感じでした!

今から3年前のお正月。
里帰りしていた親友と焼肉を食べて
その後「カラオケ」に行きました。

わたしたちが二人でカラオケに行くなんて
その時が初めてで、しかもそれ以降ありません。

要するに、人生で一度きりの日だったわけです。

カラオケに行ったのには「ワケ」がありました。
その「ワケ」は
当時のTBSの金ドラ「恋を何年休んでますか」に
まんまとハマッたわたしたちは
「ドラマ通りに生きてみよう」ということになり
とりあえず手始めに小柳ゆきさんの歌う
主題歌『REMAIN〜心の鍵』を年頭に歌おう!!
と、いうことになったわけです。

そのドラマは3人の主婦がそれぞれ「恋」をするという
お話でしたが、わたしが小泉今日子さんで親友は黒木瞳さん
というとこまでは二人の間で決まったのですが
肝心の相手役がいないため
結局「ドラマの通り」生きれませんでした。

でも、とりあえず「気は心」!
歌いました。心を込めて。

で、目的は果たしたのですが
カラオケボックスというのは一時間単位で
借りるでしょ?
時間が余りまくるので
何か他の歌も歌うことになり
本をめくっては歌いめくっては歌い。

でもふたりきりなので
忙しいでしょ?
結構長い時間「間」ができるの。

でね、ふと気付いたら
曲と曲の間ってずっと画面で何か番組やってるじゃない?
あれが、ずっと「矢沢永吉」さんのライブ&インタビューで
わたしたちは歌い終わるたびに登場する
「矢沢永吉」さんをだんだん意識し始めて
「ねえ、今日はずっと矢沢永吉と一緒じゃない?」
「もしかして、今日ここにいるのって3人?」
って思ったわけです。
で、何故か大爆笑して
「恋を何年休んでますか」の気分で行った場所に
ずっといたのは「矢沢永吉」さん、しかもお正月。

「ねえ、これって永ちゃん、これから意識したほうがいい?」
と親友に聞くと
「たぶん、そのほうがいいんじゃない?
 今日はずっと一緒だったわけだし」
と親友も言うので、その日を境に「好き」になりました。

人を好きになる時なんてそんなもんよ。

怒られるかもしれないけど
わたしには「矢沢永吉」さんって
子供みたいにかわいい人に思えるの。

男の人の「かわいさ」みたいなのを持ってる人。

強がってて、涙もろくて、女好き。

でも、自分の信じた道を一匹狼で生き抜く
精神力と生命力の強さ!!

女のDNAに書き込んである「男」って
きっとこういう人なんじゃないかなー?
あとは好みの問題だけど
こういう人に言い寄られると
「わたしって女だったのね」って感じるような気がします。

わかる?
とにかくDNAよ!
ご先祖様や神様が「女」に
「強い男を選べ」って本能を与えてるでしょ?
その「強い男」を形にした感じ。

もちろん、「矢沢永吉」さん以外にも
そういう男性はいっぱいいるけど
わかりやすいので今日は「矢沢永吉」さんで
お話しました。

例えば「舘ひろし」さんとか
「石原裕次郎」さんとかもそうよね!

そう思ったら「石原軍団」ってそういう人ばっかだね!
だから、人気があるんだー!
わたしは最近そういうことがわかり始めたばかりなので
今書いてて、気がつきました。

そんなわけで
今日、お誕生日の「矢沢永吉」さんですが
わたしも今日が誕生日なの!
宣伝じゃないよ! じゃなくて
わたしの夫は「矢沢永吉」さんの大ファンで
わたしの誕生日を知り「運命」を感じたそうです!
なんじゃ、そりゃ!?

そんな、お粗末なことでした。

そこんとこ、よろしく!



というわけで、「矢沢永吉」さんをテーマに
「強い男」について語るという、
まっとうな展開を見せた今回のコラムでした。
脱線と飛躍が特長である「ほめ道」においては
じつに意外な展開であるといえます。
変化球投手のストレートは
変化球以上に変化球であるという
わけのわからんたとえを思いつきました。
あと、「矢沢永吉」さん、
ならびにフランソワーズさん、
お誕生日おめでとうございます!

イラスト:さとうみどり

2004-09-14-TUE


戻る