ほめ道を往く。 「ほめられて伸びる派」のためのページ。 |
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これからの時代は、重箱の隅をほめたいものだ。 溺れる者がいたら、つかむためのほめワラを投げ入れよう。 重たい人がいたら、よいしょと持ち上げよう。 ほめる人間からは、ホメルギーが放出されている。 そのホメルギーという魔法の力で、 豚でも樹に登るようになるものなのだ。 ホメルギー欠乏症の乾ききった世界に、 ブリキのじょうろでほめ水をやりましょう。
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はじまりがあれば、終わりがあるのです。 この世における森羅万象を、 冬の空を駆け抜ける稲妻のように ほめまくってきた「ほめ道」ですが、 今回を持ちまして、最終回。 最後の最後にフランソワーズさんがほめるものとは‥‥。 さあ、ゆくんだ。その顔をあげて。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
さて、なんと今回が最終回の「ほめ道を往く。」 最後を飾るのは「ガソリンスタンドのお兄さん」です!! 「ガソリンスタンドのお兄さん」はかっこいい!! わたしはこれを最後の最後に声を大にして言いたい!! 何故か? それは彼らがヒーローだからです!! あなたも経験ありませんか? ガソリンスタンドでホッとしたこと。 わたしは何度となく助けられています。 だっていつだってガソリンをわたしの車に入れてくれるのは 「ガソリンスタンドのお兄さん」なんですもの! ガソリンがないとわたしの車は止まるんです。 だから本当に欠かせない場所! お姉さんもいますが、わたしはお兄さんが好きです。 ガソリンを注いでくれるだけでもありがたいのに その上、彼らはこんな言葉でわたしを救い続けます。 「オイル交換の時期ですが、点検いたしましょうか?」 「タイヤの空気圧、点検いたしましょうか?」 「フロントガラスの傷、修理いたしましょうか?」 「車検のお見積もりさせていただきましょうか?」 わたしはそのたびに 「いやん、なんて気のつく人なの!」 と、わたし以上にわたしの愛車に気遣ってくれる彼らに 何度感謝したことでしょう! 満面の笑みでわたしの車を 給油場所まで案内してくれる 「ガソリンスタンドのお兄さん」。 どんなに寒い日もわたしの車の窓を 冷たい雑巾で拭いてくれる 「ガソリンスタンドのお兄さん」。 間違えてトランクを開けても 笑顔で許してくれる 「ガソリンスタンドのお兄さん」。 間違えてバイク用のレーンに入っても 笑って気にしない 「ガソリンスタンドのお兄さん」。 そして、そして あのつなぎ姿がなんてまぶしい 「ガソリンスタンドのお兄さん」!! 書いてるだけで気持ちが溢れて ガソリンスタンドに駆け出してしまいそう! で、女って何故かあのつなぎが好きなんです。 その理由はまだ科学的には解明されていません。 今、NASAでも研究が進んでいます。 うそです。 でも、宇宙飛行士もつなぎを着ています。 あと、コカ・コーラのつなぎを着ている人がよく 自動販売機にジュースを入れています。 あと、自動車の修理工場の人もつなぎ姿がキマってます。 要するにわたしはつなぎフェチなのです♪ 疑わないでください、本当なんです。 その証拠にわたしは 大好きな木村拓哉さんの一番好きなドラマが 「エンジン」です。 理由はもう、おわかりですね♪ F1選手もつなぎを着ています! NASAはまだ研究していませんが この「女はつなぎが好き」という説、 わたしはある決定的な理由に気が付いたのです! それは意外なものでした。 実は母性の問題だったのです! ここだけの話 あのつなぎはみんな一度は着ているのです。 それは赤ちゃんのとき! おまたのところにボタンがいっぱい付いていて 「おしめ交換もラクラク♪」 っていうアレです。 あのつなぎの服を着た赤ちゃんのなんとかわいいこと!! 抱きしめたくなるじゃないですか!! ハイハイしたり ヨチヨチ歩いたり 想像してみてください。 それだけで口元が緩みます。 あの格好でどんな悪いことをされても なんだって許してしまうのです 女っていうのは。 それこそが、このつなぎ好き問題の根本なのです!! (最終回だから黙って聞いて!お願い♪) そしてこの女が大好きなつなぎ姿が 日常の中で拝見できる場所こそ ガソリンスタンド! そしてそこにはいつも笑顔のみんなのヒーロー 「ガソリンスタンドのお兄さん」がたくさんいるのです!! おお〜〜〜〜、ブラボ〜〜〜〜!!! 寒い日も暑い日もわたしたちの 快適ドライビングライフのために 日夜働く「ガソリンスタンドのお兄さん」 本当にいつもありがとう!! そして、余談だけどわたしの家の近所のガソリンスタンドに 前にいたミック・ジャガー似のお兄さん 一体、今どこにいるのですか? なんて個人的なことはどうでもよくて♪ 「ガソリンスタンドのお兄さん」に対する思いを ここでこうして書くことができ満足です♪ んなわけで、今回が最終回となってしまったのですが みなさま、本当に今まで読んでくださって ありがとうございました!! 楽しかったです!! またいつか、何かの形でみなさんと再会できたときは 気軽に声を掛けてくださいね!! この場を借りてこの連載の企画をわたしに与えてくださった 「ほぼ日」のみなさまと、 いつも楽しい前説と後説を付けてくださった 永田さんに熱くぅ〜熱くぅ〜あぁ〜燃える炎ぉ〜に〜♪ じゃなくて厚く厚く感謝いたします!! そして何より読んでくださってたみなさま〜〜 本当に本当に本当に本当に5963♪ じゃなくて「ありがと〜〜〜〜〜っっ!!」 感謝の気持ちでいっぱいです!! みなさん、お元気で!!! また会おうねっ!!! ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ああ、世界は、ほめるべきことで満ちている。 全力で、闇雲に、ほめ続けようではありませんか。 そう、「ほめ道」とは、 あなたの心の明るい場所を真っ直ぐに貫く道なのです。 フランソワーズさん、そしてさとうみどりさん、 楽しい連載を、どうもありがとうございました! イラスト:さとうみどり フランソワーズさんのホームページはこちら。 http://www.vivafran.com/ さとうみどりさんのホームページはこちら。 http://www.herstory.co.jp/satomido/ |
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2006-12-19-TUE
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