ほめ道を往く。
「ほめられて伸びる派」のためのページ。

さあ、ご存じのように、
「ほめ道」が書籍となって発売されています。
のんびりマイペースのフランソワーズさんですが、
さすがに本屋さんへ出かけたりしたようです。
そこで、ほめるべき対象を見つけました。
そう、それは‥‥。



第六十八回
本屋さんをほめる。
~「運メェ~」の出会い~

みなさん、ほぼにちわ!
実はわたしうっかりしてました!
うっかりはちべえでした!

「ほめ道をゆく。」が本になりました!!
パチパチパチ!!

これもひとえに読者のみなさまと
「ほぼ日」のお陰でございます
心の底の底のソコらあたりから感謝御礼申し上げます!!
いえ、全身全霊で感謝しています!!
本当にありがとうございます!!

買ってくださったみなさま
本当にありがとう!!
これから買ってくださるみなさま
本当にありがとう!!

感謝の気持ちと溢れる愛を込めて
「ほぼ毎週、新ネタを書こう!」と決めました!

柄にもなく、プレッシャーなどを感じ
またひとつきらめく風がこの街を散歩しました。
じゃなくて、またひとつ勉強させていただきました。
(わからない方、
 ヒントは「世良正則とツイスト」のどこかに!)

さて、そんなことでポプラ社さんは
「ほめ道をゆく。」に力入れすぎです!
あちこちの本屋さんで平積みが確認されています。

名もなきこんなわたしがいきなり「平積み」ですよ!

本当にこれで売れなかったらどうするんでしょう?
大企業の考えることは計り知れません!
ですが、本当に本当にありがたく
なんとかこの期待に報いたい! と
わたしなりにがんばっている毎日です♪

そんな右も左もわからないまま
発売日を迎え、続々と全国の読者さんから
「本屋で平積みになっていました」メール
「こんな風になっています」写メールをいっぱいいただき

「これは、わたしも『本屋さん』に
 行かねば行かねば行かねば・・・(F.O)」

そういうわけで、
わたしの「本屋さんツアー」が始まったのです!!

みなさん、知ってました?
「本屋さんの魅力その1」

発売日があいまい。
書店に並ぶ日は「だいたい」。

まずこれに驚きました!!
わたしは昔、レコード会社にいましたので
発売日というのは
全国一斉にお店に並ぶものだとばかり‥‥。

ところが「本」というのは違うのですよ。

少しずつ全国に行き渡るの。

まるで「桜前線」みたいに。
まるで「花粉前線」みたいに。
まるで「捜査最前線」みたいに。

それはそれでなんとなくいいなーと思うの。
「あ、今日あたり大阪かしらん」
「もう、札幌には着いたかしらん」と
なんだか、自分まで本と旅してるような‥‥。
そう! ロマンを感じました♪

「本屋さんの魅力その2」

今回「本屋さん」に行ってあらためて思ったのですが
「本屋さん」はただ「モノ」を売ってるんじゃないのよね。
「本」と言うのは
「その人の人生を変える」可能性もあるの。

「本」を探している人の中の3分の1は(たぶん)
「自分のためになるヒント」や
「運命の出会い」(本との)を求めているんじゃない?

極端に言うと「人生」を売ってるのよ!!

「誰かの人生」を。

だから、
こないだもある「本屋さん」の方々とお会いしたとき
本を買われるお客さまにレジで一言、
「この本があなたの人生を変えてくれるといいですね」と
言ってください!
と、頼みました。

もし、あなたが「本屋さん」のレジで
そんなセリフを言われたら
きっと、その本は特別になるでしょ?
読んでいるとき、モチベーション上がるでしょ?
その「本屋さん」でまた買いたくなるでしょ?

「本屋さん」とはそういう出会いの場なのです!
今はやりの「出会い系」なのですよ♪

「本屋さんの魅力その3」

これは、とりあえず書きますが
あたりまえに「便意」をもよおします。
便秘のときには「本屋さん」。

これは常識ですね!

ですが、素人さんはうかつですから
アドバイスさせてください!

立ち読み20分が大体の目安ですが
早い方だと5分でも十分可能性があります。

なので、入店直後真っ先にトイレの場所をご確認ください!

わたしからみなさんに伝えられることは
それだけです!
便秘、治ることをお祈りします!!

「人生」を売り
「人生」に出会う「本屋さん」。
店員さんは水先案内人です。

「本屋さん」
そこはさまざまなドラマの生まれるロマン溢れる場所。

みなさん、早速「本屋さん」へ行ってください!
そこにもし「ほめ道をゆく。」なんて
しゃれた本があった場合‥‥。

それはきっと運命です!
「運メェ~~」とやぎもなくでしょう。

その声があなたの耳に届きますように♪




いかがだったでしょうか。
まさか、最後の最後にやぎが鳴くとは、
いったい誰が想像したでしょうか。
書籍「ほめ道をゆく」はポプラ社より
こじゃれた装丁で絶賛発売中です。
本屋さんでぜひ手にとってみてください。
ひょっとしたら、ほんとうに
やぎが鳴くかもしれませんよ?
それでは、また次回。

イラスト:さとうみどり

2005-08-23-TUE


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