茂木直子
神田明神下 雅 の 平次(へいじ)弁当(1365円)
千疋屋 茂木びわゼリー
1942円 おつり58円

その弁当を買った理由(複数回答可)
丼物とおかずとご飯の入ったお弁当と迷ったのだけど、
貧乏性なので、いろいろな味がたのしめる、
おかずがいっぱい入った
お弁当お弁当したお弁当にしよう、と決めてから、
売り場にでかけました。
で、ぶらぶらしましたところで、
名前が出オチでいけそうな「平次弁当」をみつけまして。
ちなみに、平次というのは銭形平次です。
神田明神下の長屋に住んでいたという設定でして、
明神さまには「銭形平次の碑」もあるのです。
そういうわけで平次弁当。
ちくわでつくった銭がご飯の上にのってたりしたら
遠慮をしようとおもいましたが、確認したところ、
そのようなギミックはなく、
とてもまともな和食だったのでこれに決めました。
さらにデザートには「茂木びわ」のゼリーがあって、
わたくしの名字と同じなものですから。
こら、私の今回のコンセプトは出オチか‥‥と。
食べる前に期待していること
おいしいこと!
食べる前に、あえて、その弁当の弱点を言うなら?
おかずが本当に「和」のみなので、
途中で「もういいや」と
飽きてしまう可能性があるところ。
食べてみての感想(なるべく具体的に)
おかずの部もそれぞれにおいしかったのですが、
ご飯の部が、白いご飯ではなくて、
ちらし寿司になっていたのが、
ボーナスのようでうれしかった!
(買うときにあまり意識してなかったのです)
この弁当に発見できた作り手の工夫や情熱
いろいろな具材を使ってあって、
一口ごとに「楽しみ」があるように
作られているのを感じました。
(すべて「和」なので飽きるかも、
 という食べる前に考えたことは
 まったく問題にはなりませんでした。)
また、お弁当の容器が再利用ができるくらいに
しっかりしたもので、安い感じがせず、
食べてるあいだの雰囲気のよさも考えられていました。
どういう人たち向けの弁当だったか?
量を期待というよりも、
「お弁当を食べること」を楽しみたい人向けだと思います。
作り手に、メッセージを
「東京駅の大丸には、このお弁当がある」と
保険のように憶えておこうと思います。
「ほぼ日」を読んでいる人たちにも、ひとこと。
大丸のお弁当売り場には、
ほんとうに沢山の選択肢があります。
時として選択肢がおおくて
よく分からなくなるという時には、
このお弁当を思いだしてみてください。