石川篤史
えぼし の 海鮮ビビンバ丼(735円)
「えぼし」のかに玉とミニ南瓜プリン、「なだ万」のお茶
1847円 おつり153円

その弁当を買った理由(複数回答可)
いろいろ見て迷ったあげく、初心に戻って、
糸井さんや武井さんが絶賛していた、
今まで自分はぜんぜん知らなかったお店、
今回の企画の元でもある『えぼし』のお弁当を、
やはり食べてみるべきだ!と思ったので。

せっかくなので、「人気ナンバー1」と書かれていた
「海鮮ビビンバ丼」にしましたが、
どんな味なのか予測がつかないので、
チャレンジのつもりで買って、
自分の好物の「かに玉」と「プリン」を押さえに購入。
そして、ビビンバだし、喉が渇くと思ったので、
この際、ふだん飲めない飲み物を一緒に、と考えて、
あえて、「なだ万のお茶」を買うことにしました。
食べる前に期待していること
なぜ、これが人気ナンバー1なのか、
そんなに人をひきつける味なのか、
純粋に味に期待!
果たして、好物の、かに玉とプリンは、
自分の好みの味かどうなのか、も期待!
食べる前に、あえて、その弁当の弱点を言うなら?
神奈川の弁当で、韓国風というのが、どうでるか?
副菜の「かに玉」が、結構ボリュームがあるので、
途中で、白いご飯がほしくなるのではないか。
食べてみての感想(なるべく具体的に)
「海鮮ビビンバ丼」は、
マグロとイカはわかりやすい味だったけど、
もうひとつの白身魚の味が、キムチテイストで、
何の白身魚なのか、よくわからず、最初のほうは、
さぐりさぐり食べていて、一口目から、
「うわあぁ、うまいーっ」、
という感じにならなかったです。
しかし、途中、真ん中にある温泉卵を割って、
混ぜてマイルドになってから、ようやく、
そんなに気にせず、ぱくぱく食べることができました。
ただ、みんなが絶賛していたお店のお弁当に
挑戦するのであれば、韓国風のものにせず、
初心者としては、直球の「シラス弁当」や
「金目鯛の弁当」から頼んだほうが、
その店のよさがわかったかも。

「かに玉」は黒酢あんかけが、
みたらし団子のあんのように甘く、
酸っぱい系の好きな自分としては、
最初ちょっと予想外だったんですが、
中の、たけのこの細切りの歯ごたえがよく、
慣れてくると、
味もボリュームもうれしくなってきて、
結果は満足でした。

「かぼちゃプリン」は、
ずばり、自分好みの味でした。

全部食べ終わったあとの感想は、
うまかったー!
この弁当に発見できた作り手の工夫や情熱
「海鮮ビビンバ丼」は、「シラス丼」や
「金目鯛弁当」ではない、
自分たちで、新しい何かをサービスしようとして
作られたのでは、という情熱を感じました。
あと、他のお店の弁当が、外箱も凝っていたりする中、
ここのは、よくあるスーパーの
プラスチック容器のようなものに入っていたのが、
「うちは中身で勝負」「その分、お安く」
という工夫なのかな、という感じがします。
どういう人たち向けの弁当だったか?
「人気ナンバー1」というPOPに弱い人や、
「あえて、こっちから攻めよう!」という、
チャレンジが好きな人にむけての弁当。
作り手に、メッセージを
売り場の棚に積み上げられた、
たくさんの弁当から選ぶのが、
とてもたのしかったですし、
その並べられている弁当たちも、
とてもたのしそうな顔で並んでいる、
という感じがしました。
ありがとうございました!
「ほぼ日」を読んでいる人たちにも、ひとこと。
自分の食べたい弁当が決まらず、迷ったときは、
いっそ「チャレンジ」で中身を選んで、併せて、
副菜で「自分の好物」を何品か、混ぜて選ぼう!
「チャレンジ」が成功したら、してやったりだし、
もし失敗しても「好物」がリベンジしてくれます。