── |
「アルネ」の仕事の現場って、
何人かスタッフの方がいらっしゃるんですか。 |
大橋 |
編集部ですか?
ずっとひとりでやっていたんですけれど、
最近、アシスタントの女の子をひとり‥‥ |
── |
ひとり! |
大橋 |
ひとりだけ。その人にいろんなところに
付いて行ってもらったりはするんですけども。
あと‥‥ホームページを作っているコとか、
あとは例えば販売の仕事をしている者とかが
いるんですね。 |
── |
いちばん最初の頃は、
書店さんに届けるのまで、たしか‥‥ |
大橋 |
ええ。今でも、出荷するときには
荷造りの手伝いとか(笑)、しますけども。 |
── |
すごい! |
大橋 |
でも、さすがにちょっと疲れますのでね。 |
大貫 |
青山散歩のときも、
ずーっと一人でカメラを‥‥
プロ用の大型のデジタルカメラですよね。 |
大橋 |
そうです。 |
大貫 |
それを持って、一生懸命。 |
── |
え、カメラマンもご自分で
なさってるんですか! |
大橋 |
ハイ、そうなんです。 |
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── |
さきほど「プロの編集者で、手伝いたいな、
という人がきっといるんじゃないですか」
とお聞きしたら、
「そういうわけにもいかないのよ」
というふうにおっしゃっていたのが、
すごく印象的で‥‥。
「個人誌みたいなものだから、
やっぱり人の手が入ってしまうと、
いくらプロでも難しいんです」
というふうにおっしゃってましたね。 |
大橋 |
「アルネ」は、たぶんね、
素人が作っているから
買っていただけてるっていうか‥‥。
プロの方だと、やっぱり、
良くでき過ぎちゃうかもしれない‥‥
というか、ツボを押さえてしまうかも
しれないでしょ‥‥分からないけれど。
でも、私の場合は、
もう、必死なんですよ、実は。
だから、どなたかにインタビューというか
取材をするときも、とりあえず、
私が‥‥もう、
猛烈に緊張するわけですよね(笑)。
‥‥それが、多分、どこかに
出ていると思うんですね。
多分、そういうことで、やっぱり、
あの雑誌はもってるかなと思いますけどね。
もちろん、大貫さんにはじめて
お会いするときも、もう、すごい緊張して
大変だったんですけど‥‥(笑) |
── |
そうなんですか! |
大橋 |
でも、やっぱり、緊張することが、
すごく良いことに今は繋がってますね。 |
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(来週の火曜日に続きます。
お楽しみに! ) |