がんばれ自炊くん! 「ふだん食」はじぶんで作るって、どう? |
朝めし食っとるか! 自炊老人じゃ。 わしゃ、時間はたーっぷりあるんじゃが、 朝は腹が減って起きるものじゃから、 忙しい世の自炊人たちと同様、 朝めしは超特急クッキングであることが多い。 わしの食材ストックルーム(という名のただの箱)に 常備されている「半生さぬきうどん」など、 あの歯ごたえ、ボリューム感が味わいたくても 茹でるのに15分も待てーん!!! ‥‥ということも多々あるので、 無念! と舌打ちしつつ、 「冷凍さぬきうどん」を使うこともある。 しかし最近の冷凍さぬきうどん、 これがけっこうよくできているんじゃよな。 さて、今日も、前回にひきつづき 「朝ごはん、目ざめの一品」 行くぞ〜!!!
卵をほぐしそうめんつゆをお好みでたらして、 まかまか混ぜます。 そうめんを茹で、いい具合に茹で上がったら卵の中に あつあつそうめんを投入。あさつき、ぱらぱら。 以上完成。らくちんはやいうまい。 作って食べ終わるまで10分。 時間が無いときはコレに限る。 (小豆島っ子) おおおおお! 小豆島っ子どの、 わし、似た朝めし、よくつくるぞ!! わしの場合は、それこそ「冷凍さぬきうどん」じゃが。 で、わしは「そうめんつゆ」を常備していないので、 ほんとうならしっかりだしをひいて‥‥ としたいところじゃが、 そんな時間もかけたくないときがある(腹が減って)。 そんなときは「たまごぶっかけ飯」のように、 ・生たまご ・しょうゆ ・一味とうがらし ・かつおぶし ・もみのり を、ぐっはぐっはと混ぜ、 茹で上がったさぬきうどんの湯を切って あっついうちにがばっと投入、 ざっくざっくとかき混ぜて ずばずばずばっといただくのじゃ。 一味とうがらしのアクセントがきいた、 「のりたまうどん」じゃ!! ネギはいらん! これは、わしの若い友人である筑摩書房のお嬢さんに 教えていただいた。 これはな、めんが冷凍であっても、 たまご、しょうゆ、一味、かつおぶし、 これらの基本食材が「上等」であることが重要じゃ。 全国の自炊人たちも、 「よく使うもの」を買うときは、 いつもよりほんのちょっと上等なものを 候補に入れてみると、自炊もさらに楽しくなるぞ〜! (たとえば、一味は「原了郭」とかな!) それから、めんは、 あつあつのはふはふであることもポイントじゃ。 この「あついうちに食うぞ!」という勢いが、 朝を元気にするんじゃよ。 と、ちょいと話がそれたが、そうめんじゃな。 本来そうめんもうどんも、 「茹で上がったら湯を切って、 冷水にとってよく洗い、 あらためてあたたかいおつゆに‥‥」 などと解説されていることがある。 たしかにそのとおりなんじゃが、 朝は、ちょっと、面倒じゃよな? で、おそらく小豆島っ子どのもそうじゃと思うが、 「冷水にとる」なんてことはしなーい! のじゃ。 それでも案外大丈夫なものじゃよ。 すばやく食えば、のびたところで知れているからな! 次の朝めしは、「ふだんは朝は食べない」自炊人の、 それでも腹が減ったときのレシピじゃ。 うーんとカンタンじゃよ!
ほとんどの食事は自炊の、独身兼業主夫です。 ほとんど朝は食べてません。 でも、朝、たまに猛烈におなかが空くときがあるので、 ヨーグルトに冷凍ブルーベリーを たっぷり乗せて食べてます。 室温で解けていくブルーベリーの紫色が ヨーグルトにしみこんでいって、 なんとなく嬉しくなる朝食です。 冷蔵庫には「プレーンヨーグルト」、 冷凍庫には冷凍食品半額セールでまとめ買いしている 「冷凍ブルーベリー」、 この二つはいつも常備。 ヨーグルトは冷蔵庫で1週間以上持つし、 冷凍ブルーベリーはきっと半年はもつはず。 ちなみに二日酔いにも効く朝食です。 (きあち) ‥‥これな、たいしたことなさそうじゃろ? 「半額で買った冷凍ブルーベリーを、 ヨーグルトにのせただけじゃ!」 と、思わないでもない。 しかし、なぜわしが、これを選んだかというと、 添付された画像があまりにうまそうだったからじゃーっ! ごらんいただきたい。 うはーっ、冷凍ブルーベリーの表面に うっすらと霜が降り、それが朝日にかがやいて うつくしいことうつくしいこと! このイメージを、共有したくてな。 どうじゃ、こんな食卓で朝が迎えられたら、 それだけで「よしきょうもがんばるぞ!」と思うじゃろ? そう、自炊は、そういう気持ちもふくめて、自炊なのじゃ。 そういう意味で、このカンタンレシピ、よーし! しっかし、わしのような大食漢だと、 こりゃデザートじゃなあ。 ということで次は、もうちょっと 「さくさく、ばりばり」な洋風食材を使ったレシピを ご紹介しよう!
こんにちは。 簡単朝ご飯と聞いて、 簡単お腹すっきりメニューを紹介したくなりました。 普通は、毎朝便通のある私ですが、 仕事が忙しく生活のリズムが狂うと 職場で催してしまい、困ることがあります。 そんな時は、この朝ご飯食べるとすぐ出るんです‥‥。 大事な時に、やっべー出そう‥‥ とならないためにも是非‥‥。 材料: コーンフレーク (できれば、玄米、オールブラン、グラノーラなど、 繊維の多そうなもの) ヨーグルト バナナ ‥‥全て好みの量 作り方: コーンフレークに輪切りにしたバナナをのせ、 ヨーグルトをかける。 余談ですが、普段朝ご飯を食べない人は、 胃腸が食事する準備をしていないので (胃液の分泌が少ないなど‥‥)、 何も口にしていなかった人は、 水分→牛乳→ヨーグルトと 徐々に固形にしたらいいのでは? と思います。 液体系でしたら、コーンスープ、 ポタージュスープの素を 牛乳で溶いて飲むのも腹持ちがよくておすすめですよん。 (せりあ) 玄米を食したことのある自炊人ならわかると思うが、 あれ、すごいよなあ。「出」が。 もう、わしも、びっくり! ‥‥すまんのう、でもだいじなことじゃからな! せりあどの、食物繊維の多いフレーク類は、 同じような効果があるということじゃよな。 バナナも、すぐ元気になる力がある食材じゃし、 もし甘みがさらにほしければ、はちみつや、 ジャムを使っても、よいじゃろうしな。 まさしく朝食むけじゃ! ところで「グラノーラ」、これは皆知っておるかのう。 コーンフレークは、フレーク単体をさすが、 グラノーラとなっているものは、 フレーク類(コーンに限らんぞ、 オートミール<押し麦>を使う事が多いのう)に、 ナッツやドライフルーツを混ぜ、 (ここまでのものを「ミューズリー」と呼ぶ) はちみつや、植物性の油脂をまぜて、 オーブンでかりっと焼いたものじゃ。 これは西欧では、家庭によってレシピがあり、 「どこどこおばさんの家のグラノーラ」みたいな店が あったりするよ。 ああ、書いていたらまた腹がへってきた! さて次は、その「グラノーラ」と 「オートミール」を使ったレシピじゃよ〜。
ほぼ5分のメニューです。 軽めですが、朝のスターターとしてはいいかな? と思いまして。 オートミールは箱に書いてある作り方で、お好みの量を。 だいたい、熱湯1カップにオートミール半カップ、 塩ひとつまみくらいです。 水の量は最初だけ計って鍋に入れてみて、 目分量を覚えるといいです。 濃さはお湯の量で加減します。途中で足しても大丈夫。 鍋で、ゆっくりかきまぜながら2分煮たら、 火を止めフタをして2分むらす。 器にとって牛乳を少々、グラノーラと果物のスライス (バナナ、リンゴ、イチゴ‥‥) 甘いのがお好きなら、砂糖、蜂蜜、メープルシロップ。 つまりは麦のお粥なので、硬めでもゆるめでもお好きに。 トッピングもお好みで。 冬はこれとミルクティーで暖まります。 かつおだしで煮ると、和風にもなります。 (そら) なるほどなるほど、オートミール、 「麦のお粥」と考えれば、わかりやすいんじゃな。 (わしは、これ、あまり食さないものだから、 わからないのじゃ〜。すまん) しかし、オートミールをかつおだしでも 食べられるとは! じつは先日、ギリシアの食材である 「麦の挽き割り」なるものを買ったんじゃが、 まだ、調理しておらんでな。 思い切って和風だし‥‥やってみようかのう!! ところで、そらどのは、 さらに2品のレシピを送ってくださった。 ありがとうじゃ〜。またの機会に、じゃ! 続いては、こちらのレシピじゃ!
初めまして。 この春から社会人、一人暮らしは大学からなので もうすぐ5年目(自炊生活はのべ2年くらい?)、 この春には引っ越しも予定している者です。 もちろんコンロ2台に調理台付きの物件は譲れなーい! そんな自己紹介はともかくとしまして、 目覚めの朝ご飯にコーンスープはいかがでしょうか。 昔の自炊くんにも載っていましたが、プラスワンです。 材料: クリームコーン缶 玉ねぎ コンソメキューブ 牛乳 塩 作り方: 1)玉ねぎをみじん切りにして鍋で炒める。 2)透き通ったらクリームコーン缶と牛乳を投入。 3)コンソメキューブと塩で好みの味にして、沸かして完成。 玉ねぎが入ってるので飲むより食べる感覚です。 最後にざらざら残ってる玉ねぎを流し込むのがおつ! 起き抜けの玉ねぎは辛いかもですが、ほっとする味です。 コーン缶丸ごと使うと一人暮らしには大量なので、 晩ご飯用に作って残りを朝に暖めなおす方がいいかも? あと、料理ではありませんが朝の緑茶もグーです。 私にとって緑茶は、 これがあれば一日を頑張れる! と言うよりは、 これがないと気持ちのいい一日が始まらん! という ある意味で必須アイテム。 湯呑み一、二杯分のお湯は、鍋で沸かせばあっと言う間。 茶葉は100グラム600円くらいからがオススメです。 出来ればお茶屋で買ったやつ。 スーパーの棚に並んでる品と比べると割高ですが、 味が違います。 お湯を多少冷まして(70℃くらいがいいとか‥‥)から 急須に注いでじっくり煮出せばかなり美味しいです。 とか言いつつ、ぐらぐらのお湯をどばっと注いで 速攻で湯呑みに注ぐ薄めのお茶もまた美味しい。 味噌汁が作れない朝も、ごはんと緑茶があれば とりあえずスタート切れますよ! 冷やごはんに熱々の緑茶をぶっかけて温度を中和して 強制茶漬け、なーんて力業もしばしば行使いたします。 それと、眠気覚ましにコーヒーという方にも、 眠気覚まし成分カフェインの含有量は 緑茶の方が多いですよ。 と囁いてみたり。 春からの新生活では自炊君Rを参考にしようと思います。 見ていると料理がしたくなる、っていいですよね‥‥ では。連載楽しみにしています! (よしはる) よしはるどの、ありがとうじゃ! コーンスープにたまねぎ、なるほどじゃな〜。 炒める油は、これはぜひバターを使うと、 牛乳&コーンとの相性がよいぞ〜。 「クリームコーン」というのは、 コーンをつぶして、ねっとりとさせているやつじゃな。 もし、ぷきぷきという食感も好き! という自炊人は、 「ちいさめの、ホール缶」を買い、足すとよいと思う! そして緑茶! わしもだーいすきじゃー。 ぬるめの濃いめに淹れて、もうこれはエスプレッソ! というくらいのを、きゅっと飲むのがな。 では次! ほんじつ最後の一品じゃ。 和洋折衷‥‥というのか、これは?!
がんばりたい日の目覚めの朝ご飯。 私は「納豆トースト」ですな。 食パン両面を軽くトーストして、 マーガリンを塗った片面に たれを入れかきまぜた納豆を広げ、 溶けるチーズをのせてこんがりトーストします。 これに濃い目の黒コーヒーを合わせれば お腹にどしっと力が入って、今日も仕事をがんばれます。 お味のコツは、納豆に粗びきマスタードをまぜること。 納豆についてる和カラシでもいいですが、 マスタードはチーズに合う! トーストのコツは、ガスコンロの魚焼きグリルで焼くこと。 直火が強すぎると焦げやすいですが、 火加減と時間に注意すれば ナイス溶け&焦げのチーズをいただけます。 チーズと納豆の間に 長ネギの輪切りをしのばせるという隠し味もあり。 (ねぎ) おおお、こんがりチーズ! 焦げチーズ! うまそうじゃ〜〜〜!!! ねぎどののポイントは、 「ガスコンロの魚焼きグリル」を使う、 ということじゃな。たしかにそれは「焦げ」を 自在に調節できる‥‥そして、そのぶん、 上級者向けではあるが、挑戦する価値はありそうじゃ! しかも、チーズと納豆。 「東西くさいもの仲間」が、 粗びきマスタードという援軍を得て、 喧嘩をせずに和合するわけじゃな! 味付けに、前に書いたアッラ・ガルム(イタリア魚醤)を 使ったら‥‥ちょっとしつこいじゃろうか。 ああ、思いついたらやってみたくなってしまったよ。 こんど実験してみるからな〜。 投稿いただいたレシピ、まだまだ紹介しきれていないので 来週も引き続き「朝めし」特集じゃよ。 たぶん、「たまご」関係のレシピになると思う! たまご系朝めしレシピをおもちの自炊人は これからでもぜひ投稿してほしいぞ〜!!! では! アビアントーっ! |
2006-03-12-SUN
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