学生の方が多く
「学歴と仕事のできるできないは関係ある」と
お考えのようです。
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みなさんからのメールをご紹介いたします。 |
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仕事のできるできないに学歴は関係ないと思います。
僕のいる飲食業は特にだと思います。
学歴のある人程とっつきにくい仕事だと思います。
いろんな人と上手く人間関係を築く能力にしても、
(長らく学校だけの人間関係しか知らない人が多い)
同時に色んな所に注意を向けられる能力も
(集中力を高めてきたので、
逆に同時に色んなことに注意を向けられない)
どんな状態でも冷静でいられる経験値も圧倒的に
勉強よりアルバイト等に精を出してきた人の方が
即戦力としての能力に長けています。
更に一見簡単に見える飲食業の仕事で
自分より学歴の低い人に仕事で負けるという現実を
正面から受け入れられない人が結構います。
物をじっくり考える能力もあるし、
長らく学業に一生懸命取り組んで来た人たちなので
ゆっくり取り組めばやがては
すばらしい仕事をする可能性はあるのですが、
そこまでの仕事では無いと思ってしまうのでしょうか、
なかなか「この人の仕事に対する姿勢はすごい!」
という人に出会いません。
まあ、きつくて、貰えるものも少ない職業ですから
飲食業は特別かも知れません。
でも世の中の「就職」全てに
そういう要素がないでしょうか?
(男 30代後半 社会人) |
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人材関連のビジネスでコンサルティングを
やっています。
仕事ができる、できないには
あまり学歴は関係ないように思います。
日本の教育は良くも悪くも
問題があって、答えがあって
それを覚えればOKというような
イメージがまだあります。
実際、私もそういう教育を受けてきた気がします。
そのせいか、問題を誰かが発見してくれて
その答えを探す、調べる作業に
終始する社会人の方が多いと思います。
(自分もそういう面があります。)
けど、本当に必要なのは
問題が何かとしつこく考える(探す?)能力とか
人が感じるとこにどこまで理解ができるか
(共感って言うんですかね)とか
もっと別の要素が重要になってきていると思います。
システムに乗って、ダダーっと
進むのは楽ですけど、
その楽だなあ、って云うのがキライな人のほうが
仕事ができる人だと最近思います。
なんか、うまくまとまらないですけど
例えば偏差値が縦軸なら
仕事ができるとか、頭(勉強以外の)よさって
横軸で計れないですかね?
(20代 男性) |
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「ある」と答えたのですが、
厳密に言うと「学歴」ではなくて、
「頑張った経験」「踏ん張った経験」が
あるかないかという意味の中での「学歴」です。
「仕事ができるできない」というのは、
ある“壁”を突き抜ける
「突破力があるかないか」といえるのかな、と。
仕事をしていると、いわゆる
「埒が明かない」というときがあって、
そのときに頑張った経験がない人というのは、
すぐに諦めたり、別の道を探ったりという
アイデアがなかったり、
精神的に折れてしまったり‥‥。
そういう人が多いな、というのが僕なりの経験です。
「学歴」というのは「肩書き」とかではなくて、
受験や、受験勉強など
シビアにやってきたという強さという意味で、
スポーツとか、あとはさまざまな苦労をしてきた人と
同様なのかな、と。
(40歳・男・会社員) |
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