男女格差を感じることは、
実際に仕事をしている会社員や
そのほかのみなさんに多くなっています。
逆にいうと、学生のみなさんの就職活動の段階では、
そこまでは感じない、ということかもしれません。
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みなさんからのメールをご紹介いたします。 |
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技術職の新入社員、女です。
自分以外全員おじさん、
と言っても過言でないほどの職場ですが、
仕事の内容に格差を感じるというよりも
年齢と性別が異なることで
コミュニケーションが
取りづらいのが少し嫌です。
特に飲み会の席で顕著ですが、
若い女の子というだけで
とっつきにくい、扱いづらい
という反応をされることがあります。
その度に先輩社員とのコミュニケーションの
難しさを感じ、
それが仕事の差につながる気がして
焦ってしまいます。
というわけで、少しずれるかもしれませんが、
格差を感じるに投票しました。
でもきっと、私の場合は時間が解決する部分が
大きいんでしょうね。
おじさん達に自然に溶け込む日を夢見て
頑張ります。
(Q) |
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男女格差というか、
やはり男性と女性では
得意な事が違うと思います。
役割が違うといえばいいでしょうか。
見た目のイメージもどうしたって違いますしね。
その違いを仕事という場で用いるのは
当然のことだと思います。
男も女も同じ事を同じようにやろうとして、
「格差」という風に感じて、
イライラしてしまう方が多い様に感じます。
男女の違いを受け入れ、
それから自分のできる事・得意な事を
活かす方法を考えていけば
良いんじゃないかなぁと思います。
(24歳 女 会社員) |
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男女格差、感じたことがあると投票しました。
男女格差、というと、ガラスの天井
(出世などの上限がないようでいて、実はあること)
であるとかセクハラであるとか、
そういうことが浮かぶことが多いかと思いますが、
私が感じているのは、
「化粧時間」の不公平さ。です。
女性はお化粧しなくちゃマナー違反なんて言われて、
毎日お化粧してるけど、この毎朝15分
(夜落とす時間を入れると1日合計30分)、
日々積もると何時間‥‥何日‥‥。
その分のお給料なんてもちろんもらえないですよね。
そういったような不公平感が
いつもちょびっとあります。
これは制度的な格差ではなく、
個々人の意識の中にあるジェンダーの問題なので、
会社が悪いとか社会が悪いとかは
一概に言えないとは思うのですが。
(23歳 会社員 女子) |
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私は女性で美大卒業です。
就職活動中、ある一部上場企業で
デザイン部に8人の募集枠があり
同じ大学の30人が受けました(半数は女子です)。
結果8人の採用の全ては男子で総合職でした。
一月後、電話があって
「国からの指導で女子を採用するから
試験を受けて」と
言われ行くと3人の採用枠は
販売などの専門職でした。
採用後に総合職になりたい場合は、
勤務後の時間を利用して自分で1級建築士の免許を
取得すること等の条件をつけられました。
また、そこはかなり大きな企業でしたが
部長以上の女性はいないともききました。
私は学生時代まで男女の格差(扱いや能力)を
感じた事はなかったのでとてもショックでした。
「女性は寿退社するんだから‥‥」という
企業側の決めつけに
「仕事を一生やっていきたい」と思う私とは
ものすごいギャップを感じ
結局就職はせずに自分で起業しました。
(ひこうき) |
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ひょんな成り行きで、文系の僕がSEやってます。
僕の属する情報処理業界は、
はっきり言って男女格差なんかありません。
ですから、もはや女性だなんて
意識しないで働いてます。
いいことだ、と思います。
(大富良知 43歳 男 勤め人) |
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7年勤めた広告代理店から独立して、
今はフリーランスで
イラストレーター&ライターをやってます。
会社における昇進などの男女格差は
確かにあります。
腹が立つこともたくさんありました。
でも、男女平等を高らかに唱っていた
キャリアウーマンの先輩が突然
「結婚するから辞めます〜」と、
引継ぎもそこそこでルンルンで辞めていく姿を
何人も見てきました。
「結婚しても絶対に仕事は続ける」と
言ってきたあれは単なる強がりだったのかよ〜!!
と思わざるを得ません。
これでは雇用主も女性に重要なポジションを
まかせられないなぁと仕方なく思います。
(なので私は独立しました) |
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男女格差について。
自分自身の体験ですが、かつて社外研修の際、
「妊娠」を理由に受講者からはずされました。
本人に意思の確認も無く、でした。
当時は「妊娠ー出産」で会社を辞めるケースが
当たり前でしたから
事業主の判断もうべなるかな、とも思います。
ちなみにその会社
(一応、一部上場企業です)では私が、
一年間の「育児休暇後復帰した」の
初めてのケースになりました。
その後2人目を産んだ私は退職し、ブランクを経て
今は別の会社で働いております。
「妊娠」で受講できなかった悔しさをバネに、
「自分が学びたい事は、自ら動いて糧とする」を
己れに課し、「自分磨き」をしています。
幸いデザイナーと云う職種のため、
「女性目線」で作った広告物は
やはり違うねと好評価をいただくこともあり、
これもカタチを変えた
「男女格差」の一端かしらと思います。
(40代 女性 ひろりん) |
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28歳で再就職の面接に行った時
「おいくつ‥‥あ〜‥‥、結婚のご予定とか‥‥?
でも、されますよね〜。子供とかも‥‥ねぇ。
続けられます?」
って言われた。
続けられるかは、会社の雇用の問題ではないのか?
とびっくりした。
差別じゃないとは思うけど、こればっかりは
答えようがなかったのでかなり困りました。
で、私は独立を選びました。
(h) |
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