『わが家の歴史』ってタイトルどおり、 昭和2年に始まり昭和39年までの ある一家の物語です。 このドラマの語り手の少年が生まれて数年、 というところまでなんですよね。 |
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うん。 |
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語り、役所広司さん? |
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役所さんですよね。 |
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出てない? |
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出演はしてない。 その語り手が、 「母が」というふうに喋るんですね。 その母というのがこの一家の長女である 柴咲コウさん演じる 八女政子さんという女性です。 |
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あ、相関図が出ましたよ。 |
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相関図ありますか? |
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はい。こちらからごらんください。 |
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八人の女と書いて八女。 やめ、と読みます。 大人になった八女実(みのる)が、 母の生きた昭和を語る、 というのがドラマの大筋でございます。 父、八女時次郎が西田敏行さん! |
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よっ(拍手)! |
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トシちゃーん! |
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大好き! 「今、やろうと思ったのに、 言うんだものなあ」 |
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お母さんが八女マキさん、 これは富司純子さん。 |
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久しぶりな感じですね。 |
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きれいです。 |
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素敵。 |
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それから妹弟(きょうだい)を 言っていくといいんじゃないですか? |
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はい。八女義男、 長男がですね、マツジュンです。 |
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嵐の松本潤くん。 わたくしと誕生日が同じです。 |
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だから何だ。 |
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すみません、出過ぎた真似を。 |
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そして次男である八女宗男に、佐藤隆太くん。 そして、次女が八女波子、堀北真希ちゃんです。 |
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真希ちゃん。 |
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うん。 |
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可愛い。 |
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そして末っ子、八女房子に、 榮倉奈々さん。 |
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可愛いー。 |
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何で有名な子ですか? |
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『メイちゃんの執事』。 |
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あと、映画もね。 |
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ありがとうございます。 若いお嬢さんにうとくて。 |
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それがまず家族ですが、 八女政子の夫という人物である鬼塚大造、 これ、佐藤浩市さんがつとめております。 |
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夫? |
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相関図は夫となっております。 |
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夫と書いてますね。 |
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夫。 |
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夫なんですが、この鬼塚大造には 本妻・鬼塚千晶がおられまして、 それが天海祐希さん。 |
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お、本妻。 |
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つまり政子はお妾さん。 |
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2号さん。 |
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そしてですね、この親戚関係以外のところに、 いろんな人物がいまして、 一家の幼馴染み、つるちゃんという役に 大泉洋さん! |
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つるちゃん、最高。 |
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つるちゃん、最高! |
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つるちゃん、最高だよ。 |
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それからですね、 えーっとマドンナの一之瀬ゆかり役に 長澤まさみさん。 |
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うん、可愛い。 |
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お金持ち。 |
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そして一家と苦楽を共にする、 マリアさんという人がいます。 これは、佐藤隆太くんの奥さんになる。 |
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そうですね。 |
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ホステスさん。 |
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マリアさん。 |
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はい、鈴木砂羽さん。 それからですね、八女政子には 許婚(いいなずけ)がいたんですが、 戦死したと思われていた人物、 大浦竜伍という役で 玉山鉄二さんが入ってます。 |
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玉鉄! |
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玉鉄? |
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ほんとはかっこいいのよね。 |
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それからですね、大人になった堀北真希ちゃんが 就職した先で出会う作家の先生、 阿野三成という役で山本耕史さん。 |
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かっこいい。 |
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かっこいいね。 |
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で、お父さん、西田敏行さんの親友の 古賀巳代治という役で 高田純次さんが出てます。 |
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素晴らしい。 |
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そして、まだ我々、見てないんですけども、 語り手・八女実の少年時代を演じるのが 加藤清史郎くんらしいです。 |
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誰が主役? |
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これが、誰が主役ってわけじゃなく、 一応、政子を軸にしながら 全員の人生が語られるということのようです。 |
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これだけの人物のそれぞれの場面を、 8時間の中で収めるのって、 三谷さんも監督も 大変なことなんじゃないですかね。 すごくないですか? それなのに自然に見れませんでした、これ? |
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見れた。 |
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すっごい自然。 |
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別に盛りだくさんで お腹いっぱい過ぎるって いうのにもならずに。 |
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ない、ない、ない。 |
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分かんなくなることもないしね。 |
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そこにさらに昭和の歴史を 入れてるんですよね。 そこにポイント、ポイントで。 すごいよね。 |
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うん。 |
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面白いから、こう、 見ちゃうんですよね。 |
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結構展開早いもんね。 |
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だって37年間を8時間にするんだから。 |
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普通に考えたら無理じゃんて いうことしてんのに無理が見えないよね。 |
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全然ダイジェストっぽくもないし、 |
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ないし。 |
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まったりもしてないし、ちょうどいい。 それぞれのエピソードもいいから。 |
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無理に泣かせようってシーンもなくていいね。 |
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ないね。 |
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ない、ない。だから家族で見やすい。 |
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(資料を読む) わ、読んじゃったー! つづきがどうなるのか、読んじゃったー! |
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いや、だめよー。 言わないで。言わないで。 |
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もう全部読んじゃおう、俺。 |
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うわー。開き直っちゃった。 |
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開き直った。 |
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黙読してくださいよ? |
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はー。 え、えー、えー? |
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あたしも読みます。 ‥‥へーっ!!! |
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やだ、やだ、やだ。 |
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やだやだやだ。 |
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えー、やめてよー。 |
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平気な人なのね。あの2人ね。 |
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ねえ。さすが魚座。 |
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絶対やめた方がいいと思うんだけど。 |
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うん。あやちゃん、 言っちゃうんだもんね、それでね。 |
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おー。 |
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ちょっとだめだめ。 |
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事件だ。事件が。 |
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えっ。 |
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ちょっとちょっと、だめだめ。 |
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あ、おー。 |
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おーーー。 |
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嘘ーー。 |
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あー、あー(笑)。 |
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すげえ。 |
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皆さん、皆さん、後半もすごいですよ。 |
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あ、面白い、絶対。へっ、はっ。 |
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何だ、今の叫びは。 |
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ごめんなさい、絶対に言わないから。 絶対に言わないから、ひと言だけ言わせて。 |
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もう、ほら、言っちゃうでしょ。 言っちゃうんだよー。 |
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ひと言だけお願い、ひと言だけお願い! |
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いいよ、言わなくていいよ。 |
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ひと言だけ!! |
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どうぞ。 |
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はい。 |
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この人に注目です! |
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えー。 |
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みんな、注目だと思うんだけど。 |
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何かあるんだね。 |
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いや、今、一緒に情報受けたけど、 わざわざ、そこ? でもね、みんなが思うような、 それぞれの人生、どうなるんだろうね、 っていうのが全部、ちゃんと、 描かれるはずですよ。 |
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そして、そして。 |
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ほら、また言うから、この人。 |
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え、1つだけって言ったのに。 |
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そうよ。ちょっとあやちゃん。 |
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あと1つだけ、あと1つだけ、 そんな言わない、言わへん、言わへん。 |
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誰や。 |
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具体的には言わない、 この人が何かなんて言わないよ、 あたしは。ねえ。 |
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ドキドキする。 |
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ドキドキするよ。 |
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言いません。じゃあ、やっ、あっ。 |
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イタコか。 |
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何が言いたいの(笑)? |
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やっぱさ、こうやって、 時系列でこうやって見てくと、 人の一生っていうのは、 ちゃんとそういうふうになるんだなあみたいな。 |
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ちょっと大ヒント? |
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だってそれ、みんな、 分かってるじゃん、最初から。 そういうドラマじゃないか。 |
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ま、そういうふうになるかなって いう気がするけどね。 |
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ちゃうちゃう、ほんとは、違うの、 具体的なこと言いたいの。 |
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だめだめ、それは。 |
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それはだめよー。 |
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せっかくだから。毎日見ていきたい。 三谷さんも、毎日見てくださいって 言ってましたよね。 |
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そうよ! 全然家族で見ても平気だから。 |
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あと、ほんとに人が1年1年、 こうやって生活してって、 その周りの人と仲良くしながら 喧嘩しながらでもやってくってことが、 すごく、その、何て言うの、 愛おしいっていうか 素晴らしいことなんだってことが分かった。 |
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