3月初旬の金曜日、もうすぐ正午という時刻。 小田急多摩線の栗平駅から歩いて約5分。 「サンヨーガーデン」という場所に僕はいます。 小林拓生さん(38)は満面の笑顔で、 そのエネルギッシュな生き物を じっと見つめるのでありました。
小林拓生さん(既婚)は、 舞台演出のお仕事をなさっている38才です。 そんな小林さんに、ある日電話で かわいいものをたずねてみましたら、 「馬! すばらしくカワイイ!」とのこと。 さらに、 「乗ればさらにかわいく思える!」 とも、おっしゃいました。 ‥‥乗馬体験、やらない手はありません! こうして僕は、小林さんの案内で 川崎市の乗馬クラブ「サンヨーガーデン」を 訪れたのでありました。 厩舎(きゅうしゃ=馬を飼う場所)を出た 僕らは、隣接する乗馬場へと向かいます。 馬場の状態を確認しに。 重い足取りで‥‥。 たのしい場所へ向かうのに、とぼとぼ‥‥。 重い足取りの理由はこちら、 この日の乗馬場の様子をご覧ください。
それから僕らは自動販売機で ホットレモンジュースを買い、 気を取り直して厩舎へと戻りました。 せめて、馬とたのしく触れ合うために。
小林さんがニンジンを連呼されるので、 僕たちはクラブハウスに向かい、 カゴにいっぱいのニンジンを わけていただきました。 このようなものです。 そして再度、厩舎へ。
雪の坂道をのぼること約10分。 お蕎麦屋さんが見えてきました。 「あそこです!」と元気に駆けていく小林さん。 僕はころばないように、それでも急いで お店の前にたどりつきました。 ‥‥テーマからずれてしまうので、 お蕎麦に関する小林さんの落胆ぶりは 省略させていただきます。 雪の坂道をくだる空腹の男ふたり。 歩きながらお話をうかがうことにしました。
2005-03-09-WED