さてさて。
11月1日、でございます。
そうです、犬の日、です。
ゆえに、
2022年11月6日に、18歳7か月で虹の橋を渡った、
我が愛犬、柴犬はなさんに、ご登場いただきました。
11月1日、わんわんわん、で犬の日なのですが、
なぜ、1月11日ではないのか、はたまた、
11月11日だったら、わんわんわんわん、じゃないか、
と、思ってしまうのですが、
こういう日の選定には大人の事情なんぞがからむゆえ、
あんまり深く突っ込まないようにしておきましょう。
はなさんが、阿寒湖にやってきたのは、
実は、2020年が最初なのでした。
(今回ご覧いただいた写真も2020年撮影!)
御歳16歳でしたが、多少足腰に衰えがあるものの、
ぼくと一緒に森へ行くにはまったく支障なし。
しかも、はなさんは「待ってて」とお願いすると、
繋がなくても、どこかへ逃げることもなく、
けっこう長い時間でも、待っていてくれたので、
森に撮影に出かけるにも、ぴったりの相棒でした。
はなさんは、生後3か月でやってきて、
以来ずっと群馬の実家で過ごしておりましたが、
2020年、2021年、2022年と、合計3年間、
夏の阿寒湖遠征に同行してくれました。
(2022年は、なんと、真冬も阿寒湖へ!)
いつもは一人で森を歩いていたのですが、
犬と一緒に歩くのは、楽しくて、楽しくて。
仕事柄、きのこと柴犬の組み合わせで、
写真をたくさん撮りました。
はなさんの話になると、どうにも、
止まらなくなってしまうのですが、
きのこの話をせねば………(笑)。
ヤマイグチは、夏から秋にかけて、
カバノキ類の樹下から発生します。
傘は径5〜8cm、まんじゅう形で、
表面は灰褐色〜黄褐色または暗褐色、
やや綿毛状のちほぼ無毛で、湿時やや粘性があります。
傘の裏は、小さな孔がたくさん空いた管孔で、
白色のち灰色を帯びます。
柄は長さ6〜12cm。
白地に灰色〜黒色の粒点が付着しています。
肉は白色で、傷つけてもほぼ不変色ですが、
弱く赤変することもあるようです。
また、青変する複数の類似種があるとか。
食。
とはいうものの、
それほどおいしいわけでもなく、
生食すると中毒するので、注意が必要です。
いかにもきのこらしい姿の美しいきのこですよね。
写真映えもします。
そうそう、前に、
阿寒湖畔にあるアイヌのシアターで踊る人たちを、
20人くらい、森へ案内したことがあるのですが、
なぜか、みなさん、ぼくのことを知ってるんです。
「いやあ、それほど有名になっちゃったかなあ」
などと自惚れていたら、
ぼくがはなさんを散歩させているのを見てたんですね。
「柴犬の老犬をひもで釣って支えて散歩させている人」
として、有名だったみたいです、おれ……(涙)。