小林秀雄のあはれといふこと

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。


其の七拾七・・・冬の動物園

まだまだ寒い日が続きますね。
木枯らしの季節には、
心からぬくぬくできる場所で過ごしたいもの。
意外に思われるかもしれませんが、動物園が穴場です。
だって、こんなに愛らしい動物たちが、
放し飼いで歓迎してくれるのですから。



セクシーでうぶなおサルさん。
アソコをいやらしい目で見てしまうと、
いきなりマンからドリルを突き立て襲ってきます。




羽ばたくとかなり独特な香りが漂ってきます。
特に汗をかいた後のメスのものを
お好みになる殿方もいらっしゃるようです。




キュウカンチョウの亜種。
くちばしにグリセリンが塗られていて、
お尻を突っつかれると強烈な便意が。




インコの兄貴。朝になると若干大きくなっています。
特にオカメチンコという種は、
ほっぺたが赤いためそう呼ばれます。




夜の性悪ネコ。動物界の最終兵器。
気まぐれで、決して手なずけることはできません。




人の性行為をのぞき見し、
誰が避妊せずにやっているかをメモしておきます。
十月十日後そのカップルの所に行き、
赤ちゃんを自分が運んできたことにする
ちゃっかりものです。




別名を水前寺ともいう。
肉食獣なのに3歩進むと2歩下がってしまうので、
なかなか狩りができず飢え死にすることも。




誰かが捨てたエロ本やダッチワイフをあさる哺乳類。
なさけないがどこか憎めない。




1メートル近くある巨大なヒトデ。
真ん中に般若のように恐ろしい顔がある。




長いクチバシで金玉に穴を開け、
中にいる女好きの悪い虫を食べてくれます。




ダンスが好きでいつもツイストを踊っている
インドの人気者。
邪魔をすると毒牙にやられます。


情緒あふるる動物たちと園内を駆け回る一日。
私は何時間もマンドリルに追いかけられ、
体がぽかぽかに温まりました。
その後カンチョウの襲撃にあい、
我慢できずにもらしてしまいました。
それでも「動物園に来てよかった」との思いは、
揺るぎありません。

2003-01-10-FRI

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