北小岩 |
「家では訪問販売は
固くお断りしております。
それにJALのマイレージならば
存じておりますが、
YAL(ヤる)のマイレージというのは
怪しすぎる気がいたします」 |
小林 |
「どないした、北小岩。
おっ、セールスかい。
まあ、
ちょっと話を聞いてみようやないか」 |
小林先生はへんちくりんなセールスマンには、
なぜか寛容なのである。 |
陳溜 |
「マイレージといっても、
航空会社が行なっているような
凡庸なものではございません。
我が社のマイレージは
『チンマイル』と申しまして、
自分のおちんちんを使うたびに
マイルがたまっていくのです。
蓄積したマイルに応じて
無料で海外に飛べ、
その国の美女とのお楽しみが
待っているという
ウハウハなシステムなのです」 |
小林 |
「ほほう!」 |
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陳溜 |
「例えば2,868マイルでバンコク、
6,206マイルでパリ、
11,553マイルでリオデジャネイロ。
このようにマイルは対応し、
異国で選りすぐりの」 |
小林 |
「キレイ所に搭乗できると、
そういうわけやな。
ええやないか!」 |
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陳溜 |
「私自身この仕事につく前に
客として7万マイルため、
7大陸の美女すべてを制覇しました。
それにもし
マイルがたまらなかったとしても、
最高級ダッチワイフや特選エロ本など、
さまざまな特典と
交換することができます」 |
小林 |
「そのカードはいくらするんや」 |
陳溜 |
「19万円です」 |
北小岩 |
「随分とお高いようですが」 |
ノリスケ |
「いや。
タダ同然の安さやな。
たったの19万円で、
世界中の観音様とこんにちはや。
ところで陳溜はんは
ちんちんを使うたびにと言っていたが、
自分ひとりで使う場合にも
マイルはたまるんかいな」 |
陳溜 |
「もちろんです。
インサートの3分の1ほどの
マイル換算になりますが」 |
小林 |
「それならば、南極のセクシー姉さんも
北極のおぼこ娘もすべて俺のもんやな。
よし、買った。
北小岩くん、金庫から
19万円を運んできて
この方にお渡ししなさい」 |
陳溜 |
「ありがとうございまんした」 |
北小岩 |
「・・・・・」 |
小林 |
「ところでこのカードに、
女性用はないんかいな」 |
陳溜 |
「もちろんございます。
女性は秘所を使うたびに
マイルがたまります。
『マンレージ』といいます。
チンマイルカード会員の男性と
マンレージカード会員の女性が
事に及んだ場合、
双方とも特別に
マイルは19倍になります。
これを当社では
イクイクサービスと呼んでおります」 |
小林 |
「よくできたサービスや。
よし、掘り出しもんを
売ってもらったんやから、
俺もマンレージの営業に
一役買ってやるわい」
|
チンマイルカードを手に入れた小林先生は、
マンレージカードを餌に美人としっぽりいたした上に、
海外の美女とも酒池肉林しようと企てている。
小雨のそぼ降る中、小林先生は
若者たちのナンパの名所として有名な
通称おめこ橋に出張った。
欄干のそばにひざ上30センチのスカートをまとい、
パンティがもろ見えしている
パッツンパッツンの女が佇んでいた。 |
小林 |
「そこのお嬢さん。
『私、カラダの奥がうずいているの』と
お顔に書いてありますよ。
そんなあなたに、
マンレージカードはぴったりです。
あなたの愛らしい花園が
蜜をしたたらせるたびに
マンレージがたまり、
わたくしと
熱い一夜を過ごした暁には・・・」 |
パン
もろ美人 |
「何ごちゃごちゃぬかしてんだよ。
マンレージだと?
ふざけんな、
このハイエナちんぽ野郎!!」 |
グサッ!!! |
小林
先生の
金玉の声 |
「き〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん」 |