小林 |
「実は昨晩遅く学術的なビデオで
勉強しておりましたところ、
首にあったホクロが鼻上に動いていたのです。
そんなことがあり得るものですか?」 |
ロビン |
「あり得ますね。
ただし、ご覧になっていたのは
学術的ビデオではなく、
ワイセツビデオだったのではないですか」 |
小林 |
「うっ!」 |
先生が取り乱したのを見て、ロビン氏は続けた。 |
ロビン |
「それなら間違いありません。
小林さんのホクロの中には、
小さないやらしい人が
住んでいるのですよ」 |
小林&北小岩 |
「なんと!」 |
ロビン |
「小さないやらしい人は
身長が0.3ミリほどです。
普段は身を守るために
ホクロの中にいます。
しかしとてもスケベなので、
いやらしいことがあると
ヤドカリみたいに
ホクロごと移動してきてしまうのです。
昨晩は無修正のビデオを
一番見やすい位置で堪能するために、
鼻の上に陣取ったのでしょう」 |
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北小岩 |
「そうだったのですか。
ところでその方は何を食べているのでしょうか」 |
ロビン |
「好物はよっちゃんイカです。
ですから捕まえて匂いを嗅ぐと、
イカくさいことがあります」 |
小林 |
「そういえば俺の好物はよっちゃんイカや。
小さないやらしい人は、
俺のイカを盗み食いしとったんやな。
こやつ、何の苦労もなく生きおって」 |
ロビン |
「そうとは言い切れません。
その人は小さいがためのリスクを負っています。
例えば何人かで集まってエロ本を見ようとして、
途中でページが戻って
潰れて死ぬこともあります。
また、エロに対する好奇心が旺盛過ぎるために、
クモの交尾をデバ亀しようとして
巣に引っかかり、食べられてしまうことも」 |
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小林 |
「自分の命よりエロを最優先するとは、
ある意味尊敬に値する。
だが、何やら害虫っぽいしなぁ。
そいつは退治した方がええんちゃいまっか?」 |
ロビン |
「その必要はありません。
言うなればヤモリみたいな存在なのです。
人に危害は加えませんし、
自分より弱そうな寄生虫なら
追っ払ってくれることさえあります。
メラニン色素ともうまくやっています」 |
小林 |
「そうやったか。
そんなに憎めないヤツなら、
これからは仲よくよっちゃんイカを食いながら
エロビデオ観賞することにするかな」 |