小林秀雄のあはれといふこと |
しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。 そんな国のいとおもしろき 言の葉を一つ一つ採取し、 深く味わい尽くしていく。 それがこの項の主な趣向である。 其の百伍拾壱・・・泥棒 「なっ、ないでありま〜〜〜〜す!!!!」 熱帯夜明け。 汗の水溜りの中で目覚めた北小岩くんが、 山彦のような声をあげた。 「どうしてしまったのでしょうか」 何度さがしてみても、 あるはずのものがないのである。 「もしかして、落としてしまったのでは?」 枕や布団の下を調べてみるが、見当たらない。 資源ごみにエロ本が出されていないか チェックしに行っていた先生が、 不審に思い問うてみる。
そんなことはないだろう。 いたずらか、 いやがらせと考えるのが順当だ。 見事な陰毛には、 敬意を表して刈り取られた後の部分に、 タワシが置かれていることもあるという。 また、ミステリーサークルのように 複雑な模様で刈られた人もいたらしい。 町内を震撼させる陰毛泥棒。 これから日本各地へ 被害が拡大する懸念もある。 みなさまも夏だからといって、 下半身を露出して寝ないよう注意されたし。 |
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2006-08-15-TUE
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