ダダダダー
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北小岩 |
「むっ、戦(いくさ)でございましょうか」 |
「負けるか」
「僕の速さを知らないな」
戦ではないようだ。では、一体何事であろう。
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北小岩 |
「わかりました。この面々」 |
小林 |
「なんやこの騒ぎは。
むっ、こっちに来るで!」 |
ドーン
べちょ
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小林 |
「痛てぇ&臭ぇ!」 |
北小岩 |
「大惨事になってしまいました!」 |
どういうことなのだろうか。
北小岩くんに説明してもらおう。
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北小岩 |
「つまり師走なのでございます。
負けず嫌いの大学教授、
高校、中学、小学校の各先生、
そして幼稚園の先生という
5人の師が、
町を走って競争していたのです。
しかし、先生とわたくしにぶつかり、
先生とわたくしは倒れたついでに
犬の糞にぶつかりということに
なってしまったのです」 |
はっきりいって、
どうでもいい町のどうでもいい出来事であろう。
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小林 |
「くそう、べっとりや!
俺はズボンを一本しか持っとらんのに、
どうやって冬を越せばええんや」 |
その時、通りすがりのおじいさんが放屁した。
プ〜
シュッシュッ
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北小岩 |
「先生、今あのおじいさんが、
おならに何かをあげました」 |
小林 |
「状況が飲み込めんな。
わけを聞いてみい」 |
北小岩 |
「すみません、
先ほどあなた様は
おならに何かあげていたように
見えたのですが」 |
おじいさん |
「ああ、そのことか。
お前は屁に餌をやらんのか?」
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北小岩 |
「?」 |
おじいさん |
「いかんな。屁だって腹が減るだろ。
わしは屁に、ナラ漬を乾燥させて
粉末にしたものをあげてるよ。
わしの屁は、それが好物なんじゃよ」 |
北小岩 |
「そっ、そうなのでございますか!
他にはどのようなものに、
餌をあげているのでございますか」 |
おじいさん |
「何っ?
お前、自分のちんちんに餌をやらんのか」 |
北小岩 |
「はい。
生まれてから一度も
あげたことはございません」 |
おじいさん |
「そんなことでいいと思っとるのか!」 |
北小岩 |
「いえ、
とってもいけないことのような
気がしてきました。
しかし、何をあげればよいのですか」 |
おじいさん |
「わしはアワビに
チーズを塗ったものを
粉末にしてあげとるが、
市販の亀の餌も好んで食べるぞ」
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おじいさんは、お尻の穴には
餌としてカリフラワーを与えているらしい。
通常、ペットには餌を与えるが、
おならやちんちん、尻の穴にあげる人は
少ないかもしれない。
一度試してみる必要があるであろう。
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