小林 |
「何かエロい事はないか」 |
北小岩 |
「そうでございますね。
エロ本も以前より
落ちていなくなりましたね」 |
小林 |
「俺たちのエロに、
隙間風が吹いとるな。
むっ!」 |
先生がなぜ、むっ! と発したのかと言えば、
視界に『くびれ教室』という看板を
とらえたからであった。
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小林 |
「おい、見ろ」 |
北小岩 |
「はい」 |
小林 |
「エロの香りがせんか」 |
北小岩 |
「そうでございますね」 |
小林 |
「この中は、
エロモン(エロフェロモンの略)を
股間から振りまいとる女たちで、
ひしめき合っとるんやろな」 |
北小岩 |
「あっ、先生」 |
小林 |
「げげっ!」 |
くびれ教室に入っていく者たちがいる。
しかし、それはミニスカートから
ちらちらパンティが見えている女たちではなく、
むさ苦しい益荒男たちであった。
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小林 |
「どういうこっちゃ」 |
北小岩 |
「わかりません」 |
小林 |
「多分、中にいる
パッツンパッツンのいい女と、
ええことするに違いない」 |
北小岩 |
「わたくしたちも
仲間に入れてもらわなければなりま」 |
弟子が言い終える前に、先生は単身乗り込んでいた。
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くびれ
教室の
先生 |
「なんだ、君は」 |
小林 |
「へんやな。
なんでくびれ教室なのに、
女がいないんや」 |
くびれ
教室の
先生 |
「ああ、そのことか。
ここはくびれといっても、
女性のウエストを
きゅっとさせるところじゃないんだよ」 |
小林 |
「と言うと」 |
くびれ
教室の
生徒A |
「これを見てみろよ」 |
生徒Aがズボンと一緒にパンツを下ろした。
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小林 |
「うげっ!」 |
その男の太いチンポの真ん中あたりに、
はっきりとくびれができていた。 |
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くびれ
教室の
生徒B |
「俺は違うところをくびれさせたぜ」 |
生徒Bがケツを出すと、
ケツの両側にくっきりとくびれができていた。
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くびれ
教室の
先生 |
「これからは男も、
ワンポイントくびれてないと、
セクシーとは言えないな」 |
くびれ
教室の
生徒B |
「ハードなトレーニングを
つまなければならないけど、
お前もどうだ?」 |
小林 |
「遠慮しとくわ」
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町に突然現れたくびれ教室。
注目するには、値しないであろう。
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