KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の四百八拾参・・・あけまして

しゃ~~~~~~~

「ふう~」

しゃ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「むっ、おかしい。小便が止まらない!」

たまたま通りかかった二人。
睾丸先生と陰毛弟子であった。

小林 「どうやら、今年は
 当たり年になってしまったようやな」
北小岩 「どういうことでしょうか」
小林 「新年にはあけまして
 おめでとうというやろ。
 何年かに一度、
 あけた状態のまま
 閉じなくなってしまうことがあるんや」
北小岩 「もしかするとあの方は」
小林 「そうや。
 小便が出る穴が
 閉じなくなったんや」
北小岩 「なんと!」

小林 「気をつけにゃ、あかんな。
 だが、さっきから俺も
 ケツの感じが」

ぎぎぎ~っ

小林 「しまった!
 ケツの穴があいたまま閉じん」

先生がズボンとパンツを同時にさげ、
確認したその時だった。

びゅん

「あっ、ごめんなさい」

そばでコマ回しをしていた
子どものコマが、あろうことか・・・。

小林 「しまった!
 あけてしまったケツの穴に、
 ガキのコマが入ってしまった」

ぎゅい~

小林 「いてえ!
 ケツの穴の奥で、
 物凄い勢いで回っとる」
北小岩 「先生、
 わたくしにお手伝いできることが
 ございますか」
小林 「早くとらんかい!」

弟子は新年早々、
師のお尻の穴に手を入れることに
なってしまった。

ぎゅぎゅい~

北小岩 「先生のお尻は、
 深いでございますね」
小林 「のろのろするんやない。
 ケツの穴の奥に穴があきそうや!」
北小岩 「申し訳ございません!
 一か八かしか
 ございませんね。えいっ!」

ぐぐぐっ

北小岩 「やりました。
 やっとコマに届きました。
 あっ」

ぎゅるるるる~ん

つるん

北小岩 「しまったでございます!」
小林 「お前もしかすると、
 コマを奥へ押し込んだんやないか」
北小岩 「申し訳ございません!」
小林 「うお~~~!」
北小岩 「先生~~~!!!」

二人にとって今年もまた、
くだらない一年になりそうである。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
メールの表題に「小林秀雄さんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2014-01-05-SUN

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