KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の四百九拾九・・・春の花

ごろごろ~

小林 「すっかり春やな。どや?」

ごそごそ

ぷ~ん

北小岩 「そうでございますね。
 春、熟々でございますね」

ごぞごぞや、ぷ~んというのは、
いったいどういうことであろうか。
再現してみよう。

二人は野原であおむけになり、
日向ぼっこをしていた。
そこで、先生が弟子に問うた。
弟子はすっかり春になっているのか
確かめるため、パンツの中に指を入れ、
どれぐらいイカ臭いかを確かめたのである。

イカ臭い=蒸れている=あたたかい=春爛漫
という公式が成り立つ。

北小岩 「イカ八分目ぐらいです」
小林 「それはなかなかやな」


腹八分目なら身体によいかもしれないが、
イカ臭さの八分目など、考えたくもない。

ぐっちょ~ん びんび~ん

ぱっくりぱっくり

小林 「むっ!
 奇妙な虫が現れたが、
 いやらしいオーラを出しとるぞ」
北小岩 「そうでございますね。
 間違いなく、わたくしたちを
 エロの楽園に
 いざなおうとしております」
小林 「それやな。
 俺たちにもついに春が来たな」
北小岩 「ついていきましょう!」

ぐっちょ~ん びんび~ん

それにしても、いやらしい羽音である。
二人はももあげをしながら、後を追った。

北小岩 「この野原は広大ですね」
小林 「そやな。
 おっ、見ろ。
 猥褻な花が蜜を滴らせとるで」
北小岩 「これは舐めずに、いえ、
 飲まずにいられませんね」

二人が蜜を吸うと出るわ出るわ。
北小岩 「お花の蜜で
 お腹がいっぱいになったのは、
 生まれて初めてでございます」
小林 「俺もや」
北小岩 「先生、わたくし飲み過ぎたせいか、
 尿意を催してまいりました」
小林 「俺もや」

師弟は茂みに入り、
ズボンとパンツを同時におろした。

じょ~~~~~~~~~~~~~

北小岩 「たくさんでますね」
小林 「おい、なんかここは、
 ウツボカズラが多くないか」
北小岩 「そうでございますね」
小林 「やばい!
 ウツボカズラが
 ちんちんに向かって伸びてきた!」
北小岩 「食いつかれました~~~」
小林 「このままでは
 俺たちのイチモツは」
北小岩 「間違いなく
 溶かされてしまうでしょう!」
小林&
北小岩
「うお~~~~~~~~~~~~~!」

食チン植物・・・。
男にとって、これほど恐ろしいものは
ないであろう。
だが、この二人のイチモツが
溶かされたところで、
大勢に影響はないと断言できる。

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2014-04-27-SUN

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