KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の伍百七・・・地層

ざっざざっ

小林 「どや、何か見つかったか」
北小岩 「いえ、何も」

ざっざざっざざざ

小林 「どや、何か見つかったか」
北小岩 「先生、
 これをご覧ください!」
小林 「おお!
 この丸い物体は!!」
北小岩 「そうでございます。
 恐竜の金玉に違いございません!」

先生と弟子は恐竜の骨を見つけて
骨専門店「こつこつ」に売り、
えげつないエロ本を買おうと思い、
隣の隣の隣の隣町にある地層を掘っていた。
そこで北小岩くんのシャベルに
薄汚れた丸いものが当たったのだ。

ぶちっ

北小岩 「金玉がつぶれたようです。
 うっ、
 中からイカ臭い空気が
 流れてきます。
 あれ?
 バランスボールの中に
 誰かがイカを入れて、
 ここに埋めたようであります」

傾聴するに値しない出来事であろう。

「やった〜!」

「うお〜〜〜!」

小林 「おや?
 向こうで集団が掘っとるな。
 行ってみるか」
北小岩 「凄い骨を発見したのですかね」

集団に近づき話に耳を傾けると。

「どうだ、パンティの化石だ」

「ただパンティが埋まっていただけじゃない。
 このふにゃちん野郎!」

北小岩 「どうも男の集団と
 女の集団が、
 仲が悪いようですね」

そばに
いた人
「男たちは
 『ちん考古学者』を、
 女たちは
 『まん考古学者』を
 名乗っているんだよ」

こちんっ

まん考古
学者A
「もしかすると!」
まん考古
学者B
「間違いないわ!
 おちんちんの化石よ!!」
まん考古
学者A
「それにこれ・・・」
ちん考古
学者A
「うそつけ!」
まん考古
学者A
「じゃあ、見てみろよ!
 男の哀れな姿を!!」
ちん考古
学者A
「うっ」
ちん考古
学者B
「何を怯んでるんだ。
 ううっ、
 すべてのちんちんに、
 歯形がついてる・・・」
ちん考古
学者A
「まん考古学者の祖先たちが、
 齧ったに違いない」

まん考古
学者A
「ざまあみろ!」
まん考古
学者B
「私たちの勝ちね!」

何が勝ちなのだかよくわからないが、
ちん考古学者とまん考古学者はこの地で、
長年に渡り発掘を通じて
戦いを繰り広げているのだ。
できることなら、関わりたくないものである。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
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2014-06-22-SUN

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