小林 |
「近頃読書しとるか」
|
北小岩 |
「はい。
先生の書棚にあるエロ本を、
毎日熟読しております」
|
小林 |
「そうか。
エロ本を読み続けることも大切や、
だがたまにはエロ本を置き、
知の巨人に触れることも重要やな」
|
北小岩 |
「先生のお知りあいに、
真の哲学者が
いらっしゃいましたね」
|
小林 |
「そやな」
|
北小岩 |
「刎頚の友とうかがっております」
|
小林 |
「ふんけいと言っても、字が違うな」
|
北小岩 |
「どういうことでしょうか」
|
小林 |
「若い頃二人で
田舎道を歩いていた時に、
突然彼の姿が消えたんや」
|
北小岩 |
「神隠しでございますか」
|
小林 |
「違うな。
彼が消えた後、
すぐに俺が消えた」
|
北小岩 |
「もしや」
|
小林 |
「そやな。
二人とも、肥溜めに落ちたんや」
|
北小岩 |
「ということは」
|
小林 |
「ふんけいではなく、
フン系の友やな」
|
相変わらずどうでもよい師弟の会話である。
当然、傾聴に値しない。
|
北小岩 |
「それはともかく、
その方は先生とは違って苦学をし、
哲学の世界に
羽ばたかれていったのですね」
|
小林 |
「まあ、俺はマン学に
走ってしまったからな。
距離は69万里ぐらい
離れてしまったが、
ともかく行ってみるか」
|
二人は自分で指浣腸をし、それを動力に、
哲学者の家に向かった。
|
北小岩 |
「こんにちは。
わたくし、エロ本を超越した
真の哲学を学びたいと思いまして」
|
真の
哲学者 |
「哲学がエロ本を超えているかは
微妙なところだが、
まあいいだろう。
唯一言えること、それは
『己自身で時を計れ!』
ということだな」
|
北小岩 |
「己自身で時を計れ!・・・。
あまりに奥の深い言葉で
ございます」
|
小林 |
「さすがやな」
|
北小岩 |
「ところで、
具体的に言いますと、
どのように
計るのでございますか」
|
真の
哲学者 |
「私は哲学者であるとともに、
発明家でもある。
こちらへどうぞ」
|
北小岩くんが奥の部屋に入ると、
パンティが見えるほど短い
ミニスカートの女性がベッドの前にいた。
|
真の
哲学者 |
「彼女は哲学とエロの融合を
追及しているんだよ」
|
パンティが見えるほど
短いミニスカートの女性が、
北小岩くんを手招きした。
|
パンティ
が見える
ほど短い
ミニ
スカートの
女性 |
「このベッドに寝てください」
|
小林 |
「北小岩、
君は下がってなさい。
私がベッドに寝て、
あなたのお相手をしましょう」
|
先生がベッドに横になると、
手かせと足かせが装着され、パンツを脱がされた。
|
パンティ
が見える
ほど短い
ミニ
スカートの
女性 |
「では、己自身で時を計れ!
を実行します」
|
円の形をした妙な器具に、
先生のちんちんをはめこむ。
チッチッチッ
ちんちんが時計の針のように回転する。
チッチッチッチッチッチッ
チッチッチッチッチッチッ
|
パンティ
が見える
ほど短い
ミニ
スカートの
女性 |
「変だわ。壊れちゃったみたい」
|
その時なぜかベッドに、蛇が現れた。
先生のイチモツはまるで
生き物のように回転している。
|
パンティ
が見える
ほど短い
ミニ
スカートの
女性 |
「毒蛇よ!逃げましょう!!」
|
毒蛇はイチモツを、
もだえ苦しむ小さな蛙か何かと
勘違いしたようで、
飛びつくタイミングを計っている。
先生のイチモツはどうなってしまうのか。
本来なら次号に続くところであるが、
先生のイチモツなど飲み込まれても
いっこうに構わないので、続きはありません。 |