KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の伍百弐拾参・・・ホールインワン

ポーン

「はい」

ポーン

「はい」

小林 「若い娘らが、
 テニスをしとるな」
北小岩 「そうでございますね」
小林 「健康美という言葉が
 ぴったりやな」
北小岩 「眩しいでございますね」
小林 「スポーツの秋やが、
 お前は何かスポーツしとるか」
北小岩 「わたくし、
 テニスラケットは
 握ったことがございません」
小林 「そうやろな」
北小岩 「しかし、
 テニスはできなくとも、
 ペニスは毎日握って」
小林 「それ以上言わんでええ。
 秋がけがれるわ」

16年ほど前は、まだ清純さのかけらが残っていた
弟子であったが、
ちんかすのような先生の影響であろうか。
このところ、表現がえげつなくなっている。

小林 「それはともかく、
 町はずれに
 ゴルフの打ちっぱなしが
 できたの知っとるか」
北小岩 「噂にはうかがっております」
小林 「ほな行ってみるか」

噂とは何であろうか。
現場に着いた二人を観察してみよう。

北小岩 「むっ、
 あの超ミニスカートの
 女性がスイングした時、
 お股のところに黒いもやが
 かかっておりました」
小林 「やはりノーパンか」

そんなことだろうと思ったが、
そのノーパン嬢がなぜか手招きしている。

ノーパン
ゴルファー
「あなた、
 ホールインワンに
 チャレンジしてみない?」
小林 「ホールインワンには
 苦い思い出があるからな」
ノーパン
ゴルファー
「残念ね、
 成功したら私に
 ホールインワンできるかも
 しれないのに」
小林 「さあ、
 チャレンジするか」

どこまでも節操のない先生であった。

ノーパン
ゴルファー
「ではこちらで
 着替えてください」

先生が近づくと大男たちが現れ、
衣服をはぎとられす巻きにされた。
局所の部分だけ穴があき、
粗末なモノがこんにちはをしている。
傾斜のある芝にうつぶせに置かれ、
大男が棍棒のようなもので、
先生の足の裏を打った。

小林 「痛たっ!」

ちんちんを下にした先生が、
10メートル先にある穴に向かって進んでいく。

ポコッ

小林 「やった!
 ちんちんが
 ホールインワンや!」

その刹那、ノーパンゴルファーが
リモコンのレバーを引いた。

北小岩 「あっ!
 穴が閉じられていきます!!」
小林 「うお〜〜〜〜〜!」

ぐにょっ!

先生のイチモツがどうなったのかは、
想像もしたくない。
ひとつだけ言えることは、
先生の町に住んでいると、
急所の寿命が縮むということだけであろう。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
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2014-10-12-SUN

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