ドンドンドンドン
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小林 |
「何か音がするな」
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北小岩 |
「そうでございますね」
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ドンドンドンドンドンドンドンドン
ドンドンドンドンドンドンドンドン
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小林 |
「尋常やないな」
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北小岩 |
「見てまいります」
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タッタッタッタッタ
ガラッ
ドタン
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北小岩 |
「あなた様、
どうなさいました!
先生、来てください!!」
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先生が玄関に駆け付けると、
顔見知りの男が倒れていた。
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小林 |
「お前、股間が焦げてるやないか」
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北小岩 |
「どうしたのでございますか」
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「太陽に向かって中指を立て、
くるくる回して手をパーにしたら、
太陽が怒ったんだ」
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北小岩 |
「それで、もしかすると」
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「太陽が股間一点に光を集中させ、
あっという間に
焦げてしまったんだ。
それで先生に助けを求めて」
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小林 |
「とんでもないことを
しでかしたな」
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太陽を
怒らせ
た男 |
「何とかしてください!
このままだと俺、
一生外に出られません」
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小林 |
「無理やな」
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太陽を
怒らせ
た男 |
「それではもう、
生きていけません」
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太陽を怒らせた男の目から、
熱いものがこぼれた。
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小林 |
「しゃあないなあ」
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この男、意外に情にもろい。
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小林 |
「できるだけのことは
やってみるわ」
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先生は書斎から
とっておきのエロ本を二冊持ってきた。
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小林 |
「北小岩、行くか」
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北小岩 |
「はい」
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師弟は全裸になり、
とっておきのエロ本の
一番えげつないページを股間の上で開いた。
ガラッ
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小林 |
「太陽はん、すんまへん。
これで勘弁してもらえんか」
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先生は太陽にえげつないエロ本を見せ、
許しを請おうとしているらしい。
ピカッ ピカッ
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小林&
北小岩 |
「うお〜〜〜〜〜!」
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太陽の怒りはまだおさまっていなかった。
師弟は瞬時に大切な所を焼かれてしまった。
みなさまも、くれぐれも
太陽を馬鹿にしてはいけませんよ。 |
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