からから〜〜〜
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小林 |
「だいぶ空気が乾燥しとるな」
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北小岩 |
「そうでございますね」
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小林 |
「ノドもからからしとるな」
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北小岩 |
「この時期、
火災にも気をつけないと
いけませんね」
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小林 |
「そやな。
そろそろ来る頃や」
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北小岩 |
「今年拍子木を打つのは、
町のSM嬢・珍痛益代
(ちんいためますよ)さんで
ございますね」
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カンカン
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珍痛
益代 |
「火の用心〜〜〜!」
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北小岩 |
「いらっしゃったようで
ございます」
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小林 |
「セクシーボンデージに
違いない」
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北小岩 |
「行ってみましょう」
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弟子は寒空の下、SM嬢の見学に。
カンカン
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珍痛
益代 |
「火の用心〜〜〜!」
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カンカン
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珍痛
益代 |
「なんか、
インパクトに欠けるわね。
みんな聞いてくれてるのかしら」
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カンカン
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珍痛
益代 |
「ちょうどいいわ。
あんたたち、
そこに突っ立ってないで、
手伝いなさいよ」
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小林&
北小岩 |
「えっ?」
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珍痛
益代 |
「とにかくこっち来なさいよ」
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怪訝な表情で近づくと大男が数人現れ、
二人のパンツをおろし羽交い絞めにした。
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珍痛
益代 |
「じゃあ、拍子木を打つわよ」
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カンカン 「火の用心〜〜〜!」
カンぐにゃ〜〜〜!
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小林 |
「うお〜〜〜!」
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先生のイチモツを、
思いっきり拍子木で挟み打った。
カンカン 「火の用心〜〜〜!」
カンぐにゃ〜〜〜!
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北小岩 |
「うお〜〜〜!」
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弟子も同様に。
カンカン 「火の用心〜〜〜!」
カンぐにゃ〜〜〜!
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小林 |
「うお〜〜〜!」
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その後町中を、拍子木の音と火の用心の声、
そして師弟の叫び声が轟いた。
確かに町の人は、
何事かと思い注目してくれるであろう。
しかし、二人のイチモツは、
火遊びもできないほどの重傷を負ってしまった。 |