しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。
其の伍百伍拾六・・・嗅ぐ
小林 |
「夏のような日が続くな」
|
北小岩 |
「そうでございますね」
|
小林 |
「俺たちみたいに、
資金力のない奴ができる遊びは、
限られとるな」
|
北小岩 |
「己の肉体を利用するしか
ございませんね」
|
小林 |
「では始めるか」
|
北小岩 |
「はい」
|
二人は己のイチモツの付け根に
指を持っていった。
|
小林 |
「こすり方用意!」
|
北小岩 |
「こすり方用意!」
|
小林 |
「こすり方始め!」
|
北小岩 |
「こすり方始め!」
|
コスコスコス
|
小林 |
「どや!」
|
北小岩 |
「まだまだ!」
|
コスコスコス
|
小林 |
「どや!」
|
北小岩 |
「まだまだ!」
|
コスコスコス
|
小林 |
「どや!」
|
北小岩 |
「そろそろでございます!」
|
小林 |
「こすり方やめ〜!」
|
北小岩 |
「こすり方やめ〜!」
|
ピタッ
|
小林 |
「嗅ぎ方始め!」
|
北小岩 |
「嗅ぎ方始め!」
|
くんくん!
|
小林 |
「嗅ぎ方やめ!」
|
北小岩 |
「嗅ぎ方やめ!」
|
小林 |
「くせ〜〜〜!」
|
北小岩 |
「くさいでございます〜!」
|
小林 |
「これは大王イカ級の臭さやな!」
|
北小岩 |
「大王イカさん、
お見それいたしました!」
|
この時期、玉金の下は蒸れ、
どうしてもイカ臭くなりがちだ。
その部分をこすり、
イカ臭さを濃縮させたところで
指を鼻に持ってきて嗅ぐ。
とても大人がする行為ではないであろう。 |
|
|
|