小林 |
「駅から2分の
アーケードのところに、
音楽スタジオができたな」
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北小岩 |
「そうでございますね」
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小林 |
「さっき、そこに
エラくケバい女たちが
入っていったんや。
ところで俺が若い頃、
ザ・ランナウェイズという
女バンドがあってな」
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北小岩 |
「ランナウェイ・・・。
何かから逃げているので
ございますか」
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小林 |
「逃げるというよりも、
俺にとってはカモン!
と言った方がよかったな」
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北小岩 |
「と申しますと」
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小林 |
「ボーカルがエロい下着姿で、
時に大股開きで歌ってたんや」
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北小岩 |
「それは絶景でございます!」
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小林 |
「その時思った。
俺はこの先、
ボーカルの黒いパンティとなり、
一生を過ごすのもええかなと」
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北小岩 |
「先生は日本男児の
誇り高き心のありかたについて、
常々わたくしに語りますが、
日本男児として
外国女性のパンティとして
過ごすのは是なのですか」
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小林 |
「その時確かに俺は、
パンティとして生きる人生に
思いをはせた」
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北小岩 |
「日本男児が」
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小林 |
「それなら聞くが、
今のお前の人生と
美女のパンティとして生きる人生、
どちらを選ぶんや」
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北小岩 |
「うっ、ううう。
わたくしも人の子、
パンティとして生きる道を
選んでしまうかもしれません」
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小林 |
「そのことについて、
お前を批判する気はない」
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北小岩 |
「はは〜っ!」
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小林 |
「うむ」
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こんな奴らになられては、
むしろパンティがかわいそうであろう。
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小林 |
「あのケバい女たち、
下着で歌う気がするんやが」
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北小岩 |
「突撃するしかございませんね」
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二人はスタジオのお兄さんに
特上のエロ本を進呈し、中に入っていった。
のぞき窓から見ると。
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小林 |
「どれどれ。
むっ!
今にも下着を脱ぎそうな
勢いや!!」
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北小岩 |
「ゴクリ! でございます」
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ガチャッ
「あんたたち、何やってんのよ!」
超スケベな視線に気づいたドラマーが、
スティックの先で師弟のノドをつく。
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北小岩 |
「申し訳ございません!」
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女ボー
カル |
「こっち来いよ!」
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女ドラ
マー |
「ひとりはバスドラムに、
もうひとりは
ギターアンプにするか」
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いつの間にか二人は全裸にされ、
先生は大股開きでバスドラムへ
括り付けられ、弟子はお尻の穴に
ギターのシールドをさされた。
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女ボー
カル |
「ザ・ランナウェイズの
『Cherry Bomb』行くわよ!♪
チチチチチチ チェリーボ〜ム!」
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ドン ぐにょ!
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小林 |
「うげ〜!!」
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ドラマーがペダルを踏むと、
先生のむきだしのちんちんを叩くように
セットされているのだ。
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女ギタ
リスト |
「ギターの泣きがよくないようね」
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グイッ
弟子のちんちんを
アンプの音量つまみのように回す。
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北小岩 |
「ぎょわ!
ぎゅい〜〜〜ん!」
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何とかギターのような音が出るようになった。
めでたしめでたし。 |