うろうろ〜 うろうろ〜
まるで野良犬のように、
町をうろうろしているのは、
弟子の北小岩くんであった。
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北小岩 |
「主婦の方々が
立ち話をしております」
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「ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ」
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北小岩 |
「なぜでございましょうか。
あの方々は、
ちょっぴりエッチなことを
お話されている気がいたします。
そうでございます」
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スーッスススー
先生と出歯亀をしていた時に身につけた、
忍者移動で主婦たちに近づいた。
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主婦A |
「隣の隣の隣町にできた
神社行った?」
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主婦B |
「えっ?神社なんかあったかしら」
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主婦A |
「突然できたのよ」
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北小岩
の
心の声 |
「はて?
神社が突然できるものでしょうか」
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主婦A |
「その神社のおみくじが凄いのよ」
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主婦B |
「どういうこと」
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主婦A |
「実はおちんちんが・・・」
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主婦B |
「えっ?
おちんちんが・・・」
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北小岩 |
「なんと!
これは先生に
知らせなければなりません」
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弟子が猛ダッシュをかけようとし後ろを向くと。
ドンッ!
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北小岩 |
「申し訳ございません。
あっ、先生ではございませんか」
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小林 |
「ほな行こか」
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北小岩 |
「どこにでございますか」
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小林 |
「神社に決まっとるやないか」
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気持ちよさそうなことが絡んだ時、
先生の情報収集能力は神がかりとなる。
猛ダッシュをかけ神社についた二人は、
神主を出色のエロ本で懐柔した。
「何でしょう、このおみくじ。
『おちんちんおみくじ』って書いてあるけど。
やってみようかしら」
清楚な女性が
おちんちん型のおみくじ箱をシェイクすると、
先っぽから数字が書かれた
白いおたまじゃくし状のモノが飛び出した。
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清楚な
女性 |
「69番ね。
この引出をあけるのね」
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ビュッ
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清楚な
女性 |
「あっ、
立派なおちんちんが現れた!
大吉だわ。
可愛がってあげましょ!」
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どうやら生身の男たちが引き出しの後ろにいて、
いちもつをさしているらしい。
清楚な女性を見ていた
ミニスカートからパンティがのぞいている
ケバい女が。
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ケバい
女 |
「いいなあ。
私もやってみよう」
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おちんちん型のおみくじをシャカシャカすると、
108番と書かれたおたまじゃくしが飛び出した。
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ケバい
女 |
「やった!」
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急いで引出をのぞくと。
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ケバい
女 |
「何これ!
ちいせえ〜。最悪。
大凶じゃない!!」
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女は激怒し、裏に回り込んだ。
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ケバい
女 |
「てめえのだな!
大凶じゃ木に結ばなければ
ならないじゃんか。
くそ〜」
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女は先生のブツを力の限り引っ張り、
木の枝に結び付けてしまった。
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小林 |
「うお〜〜〜!
千切れる〜〜〜!!」
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その後先生のモノがどうなったかは知りませんが、
ここが胡散臭い神社であることだけは確かですね。 |