KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の伍百六拾参・・・甘えんぼう

先生と弟子は、土管の中にいる。
そこでエロ本を読んでいたのだが、
妙齢の女性たちが現れ、
土管に腰かけて話し始めてしまったため、
出られなくなったのである。

妙齢
女性A
「近頃の男たち、
 甘えん坊が多い気がしない?」
妙齢
女性B
「そうよ。
 昔の男はもっと
 猛々しかったでしょ」
妙齢
女性C
「特に最近は、
 甘えん棒も増えているのよ」
妙齢
女性A
「甘えん棒って何よ?」
妙齢
女性C
「おちんちんが、甘えてくるのよ」
妙齢
女性A
「えっ、そうなの」
妙齢
女性C
「そうなのよ」
妙齢
女性A
「どんな感じなの」
妙齢
女性C
「まずね、おちんちんが
 膝枕してもらおうと思って
 転がってくるのよ」
妙齢
女性A
「へえ。それから」
妙齢
女性C
「無視して構ってあげないと、
 駄々っ子のように身をくねらすの」

妙齢
女性A
「どうするの」
妙齢
女性C
「たまになら可愛げがあるけど、
 いつもじゃうっとうしいから、
 首根っこつかんでひねるのよ」
妙齢
女性B
「そうか。
 実は私の彼のおちんちんも
 そうなのよ」
妙齢
女性C
「どんな感じ」
妙齢
女性B
「放置しておくと、
 しまいにやだーって泣き声をあげて、
 先っぽから涙を流すの」
妙齢
女性C
「それはかなり重症ね」
妙齢
女性B
「泣き疲れて、
 そのまま眠ってしまうことも
 あるのよ」
妙齢
女性A
「だらしないわね」
妙齢
女性B
「そうでしょ」

実はおちんちんの甘えん棒化は、
ここだけの話ではなく、全国的なものであった。
そして、そのことを快く思わない一団がいた。
『甘えん棒を懲らしめるアマゾネス軍団』の
方々だった。

アマゾ
ネス
軍団A
「いつまでも
 甘えていようなんて
 甘っちょろいわよ」
アマゾ
ネス
軍団B
「今お仕置きしとかないと、
 日本男児のおちんちんは
 駄目になるわ」
アマゾ
ネス
軍団A
「甘えん棒をみたら、
 総攻撃よ!」

その刹那、アパートの中から。

アパート
の女性
「もういい加減
 甘えるのはよしてよ」
甘えん棒 「なんでそんなこと言うの。
 だってボク・・・」
アマゾ
ネス
軍団A
「聞いたわね、いくわよ」

アマゾネス軍団はアパートに乗り込み、
甘えん棒の下に剣山を置くと、
上に剣山をかぶせ、思いっきり踏んづけた。

アマゾ
ネス
軍団B
「剣山のサンドイッチでも
 食ってな!」
甘えん棒 「ぎゃ〜〜〜!!!」

断末魔の叫びをあげた。

アマゾ
ネス
軍団A
「次いくわよ」

軍団は征伐に旅立った。
男の弱体化が進み甘えん棒が増えている
昨今ではありますが、
この攻撃を受けたら再起不能というか、
不能になっちゃいますね。
ちなみに先生たちは、
おちんちんを縮み上がらせたまま、
夜まで土管の中に隠れていましたとさ。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
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2015-07-19-SUN

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