ひゅ〜
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小林 |
「突風やな」
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北小岩 |
「そうでございますね」
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ひゅ〜ひゅ〜
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小林 |
「これぐらいの風が吹けば」
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北小岩 |
「桶屋ではなく、
わたくしたちの目が儲かります」
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ひゅ〜ひゅ〜ひゅ〜
バサッバサッ
「いや〜〜〜ん!」
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小林 |
「見たか」
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北小岩 |
「はい、確かに」
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小林 |
「物体として成立しないほど
小さかったな」
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北小岩 |
「ほとんど履いてないに等しい
パンティでございました」
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この二人のことであるから、そんなことであろう。
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小林 |
「パンティを拝めたのは、
あまりにうれしい。
しかし、
『いや〜〜〜ん!』という声が、
かなりそそったな」
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北小岩 |
「声が急所を直撃し、
グリグリいたしました」
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小林 |
「そういえば俺の知人に、
女の声と股間の相関関係について
研究している奴がおるな。
いってみよか」
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先生と弟子は、
研究家の賃部流留(ちんぶるる)氏を訪ねた。
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小林 |
「ここやな」
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北小岩 |
「こんにちは。
おちんちんと
女性の声の研究について
お聞かせいただけますでしょうか」
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賃部流留 |
「ちょうど今から実験するから、
ここへお入んなさい」
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そこはカラオケルームのようだった。
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小林 |
「むっ!
ほとんど裸に近い女が、
カラオケをしとる」
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北小岩 |
「コードが
複数の男性の方のおちんちんに、
とぐろを巻いております」
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裸に
近い女 |
「♪ その時スカートが
めくれえ〜え〜え〜え〜」
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コード
を巻か
れた男
A |
「すっ、凄いビブラートだ!」
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コード
を巻か
れた男
B |
「きっ、気持ち良すぎる〜〜〜!」
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裸に
近い女 |
「♪ ああん いやいや
その奥はあ〜あ〜あ〜!」
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コード
を巻か
れた男
A |
「もうダメだ!」
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コード
を巻か
れた男
B |
「俺もだ〜!」
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北小岩 |
「あっ、昇天されました」
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女性の声には、
男の急所を刺激する魔物が潜んでいる。
それにしてもこの研究所って、何なんでしょ。 |