KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の伍百七拾・・・隕石

びゅ〜ん

北小岩 「危ない!」
小林 「うわっ」
北小岩 「先生、避けてください!」

びゅ〜ん

ぼすっ

町の男
「うぐぐ!」

ばたっ

北小岩 「ご覧になりましたか」
小林 「ああ」
北小岩 「先生も危機一髪でございましたね」
小林 「そやな」

びゅ〜ん

北小岩 「先生、向かってきます!」
小林 「うげっ」

ぼすっ

北小岩 「また隕石が
 男性の急所に当たりました」
町の男
「ダメだ!」


ばたっ

北小岩 「いったいどういうことで
 ございましょうか」
小林 「恐竜が滅んだのは
 隕石が原因という説があるやろ」
北小岩 「はい」
小林 「今回隕石の野郎は、
 地球の男を
 滅亡させようとしとるんや」
北小岩 「おちんちんにぶつかって
 でございますか」
小林 「そやな」

ぼすっ

北小岩 「うっ、
 わたくしのおちんちんにも
 隕石が当たってしまいました。
 もうおしまいです」

ばたっ

小林 「大丈夫か、北小岩!
 次は俺の番や。
 俺ほどのイチモツを持った者が、
 今まで狙われなかったのは奇跡や」

びゅ〜ん

小林 「もはやこれまでか!」

しゅしゅしゅしゅっ

小林 「むっ、当たらずにすんだな」

びゅ〜ん

小林 「ついにその時がきたか!」

しゅしゅしゅしゅっ

小林 「?」

隕石は先生のブツが小さすぎて、
気づかずに素通りしていたのです。
先生、よかったですね!
 

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
メールの表題に「小林秀雄さんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2015-09-06-SUN

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