ざっざっざっ
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小林 |
「いきなり涼しくなってきたな」
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北小岩 |
「そうでございますね」
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小林 |
「散歩しても、
ちんちんがあまり
イカ臭くならずにすむな」
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北小岩 |
「若干寂しい気もいたします」
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小林 |
「諸行無常やな」
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北小岩 |
「むっ!
いつの間にか新しいお寺が
建っております!」
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びた〜ん
びた〜ん
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小林 |
「どうやら中で座禅を組んどるらしい」
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ぴた〜ん
「きゃ〜!」
ぴた〜ん
「いや〜ん!」
ぴた〜ん
「いい反りね〜!」
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北小岩 |
「座禅というには、
どこか気持ちよさそうな声で
ございますね」
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小林 |
「入らざるおえんな」
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二人は女性たちとは別の間に
勝手に上がり込み、座禅を組んだ。
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小林 |
「静かやな」
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北小岩 |
「そうでございますね」
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たんたんたん
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小林 |
「坊さんがやって来たな」
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北小岩 |
「目をつぶらせていただきます」
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たんたんたん びた〜ん
弟子の頭に上に何かがのった。
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北小岩 |
「むっ、臭いでございます。
あっ、頭の上に
お坊さまのおちんちんが
のっております!」
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お坊さん |
「わたくしのおちんちんは、
三年間洗っておりません」
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北小岩 |
「うげげげ!」
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お坊さん |
「お隣の方には、
わたくしなど足元にも及ばない
高僧がおつきになられます」
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たんたんたん びた〜ん
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小林 |
「俺の上にもちんちんがのった」
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ぷ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!
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小林 |
「頭の上からずり落ちて、
鼻にくっついてきた!
くっ、
臭え〜〜〜〜〜〜!!!」
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高僧 |
「わたくしのおちんちんは、
50年間洗っておりません」
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小林 |
「ぐげ〜〜〜〜〜!」
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先生たちが寺の前で聞いた女性たちの声。
それはイケメンのお坊さんが
女性たちの頭の上におちんちんを置いた
歓喜の声だったのだ。
先生たちは僧侶のビンテージの匂いを
嗅がされることとなった。
率直にいって、どうでもいい話ではあるが。 |