ぴゅ〜
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小林 |
「朝晩、
冷え込みが厳しくなってきたな」
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北小岩 |
「そうでございますね」
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小林 |
「秘密基地に行くか」
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北小岩 |
「あそこはぽかぽかいたしますね」
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くんくん くんくん
二人は強風の日に飛んできて、
我が物としたパンティの匂いを嗅ぎ、
そこからパワーをいただき全力疾走した。
たったったった
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小林 |
「ついたで。
やはりどかんの中は落ち着くな」
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北小岩 |
「子宮回帰願望が満たされますね」
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小林 |
「そやな。
世の美女たちも、
そんな俺たちの願望を
受け入れてくれるやろ」
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何を言っているのか、わけがわからない。
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小林 |
「むっ、
町の美人主婦たちが来るで」
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北小岩 |
「どかんに座りました。
直接お尻に座られているような
気がいたします」
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美人主婦
A |
「うちの旦那、どうも怪しいのよ」
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美人主婦
B |
「どうしたの?」
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美人主婦
A |
「いつも携帯を離さなくて、
着信をそわそわ待ってるのよ」
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美人主婦
B |
「それは完全に黒ね」
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美人主婦
A |
「どうしたらいいかしら」
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美人主婦
B |
「そうね。
私の学生時代の友人が、
浮気防止のグッズを
研究開発しているのよ」
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美人主婦
A |
「ぜひ紹介して」
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小林 |
「おもろいことになってきたな」
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二人は主婦たちの後を追う。
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北小岩 |
「『男お仕置き研究所』と
書かれた建物の中に
入っていきました」
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扉に耳をつけて盗み聞きしてみると。
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女性
研究所長 |
「浮気の疑いがあるなら、
ちょうどいいものがあるわ」
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美人主婦
B |
「えっ?
『浮気防止おちんちんテープ』?」
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女性
研究所長 |
「そうよ。
おちんちんを上に向けて、
そのままお腹にくっつけて
テープで貼っちゃうのよ」
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美人主婦
A |
「はがされちゃいませんか」
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女性
研究所長 |
「特殊な粘着剤を使っているので、
この
『くっつけたおちんちんはがれ液』
を使わないとはがれないのよ」
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美人主婦
B |
「おしっこする時困らない?」
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女性
研究所長 |
「お腹にくっついたままするから、
じょぼじょぼかかっちゃうわね」
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美人主婦
A&B |
「・・・」
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先生の町は男だけがくだらないのかと思ったら、
女もくだらないようである。 |