KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の伍百八拾・・・浮気


ぴゅ〜

小林 「朝晩、
 冷え込みが厳しくなってきたな」
北小岩 「そうでございますね」
小林 「秘密基地に行くか」
北小岩 「あそこはぽかぽかいたしますね」

くんくん くんくん

二人は強風の日に飛んできて、
我が物としたパンティの匂いを嗅ぎ、
そこからパワーをいただき全力疾走した。

たったったった

小林 「ついたで。
 やはりどかんの中は落ち着くな」
北小岩 「子宮回帰願望が満たされますね」
小林 「そやな。
 世の美女たちも、
 そんな俺たちの願望を
 受け入れてくれるやろ」

何を言っているのか、わけがわからない。

小林 「むっ、
 町の美人主婦たちが来るで」
北小岩 「どかんに座りました。
 直接お尻に座られているような
 気がいたします」
美人主婦
「うちの旦那、どうも怪しいのよ」
美人主婦
「どうしたの?」
美人主婦
「いつも携帯を離さなくて、
 着信をそわそわ待ってるのよ」
美人主婦
「それは完全に黒ね」
美人主婦
「どうしたらいいかしら」
美人主婦
「そうね。
 私の学生時代の友人が、
 浮気防止のグッズを
 研究開発しているのよ」
美人主婦
「ぜひ紹介して」
小林 「おもろいことになってきたな」

二人は主婦たちの後を追う。

北小岩 「『男お仕置き研究所』と
 書かれた建物の中に
 入っていきました」

扉に耳をつけて盗み聞きしてみると。

女性
研究所長

「浮気の疑いがあるなら、
 ちょうどいいものがあるわ」
美人主婦
「えっ?
 『浮気防止おちんちんテープ』?」

女性
研究所長

「そうよ。
 おちんちんを上に向けて、
 そのままお腹にくっつけて
 テープで貼っちゃうのよ」

美人主婦
「はがされちゃいませんか」

女性
研究所長

「特殊な粘着剤を使っているので、
 この
 『くっつけたおちんちんはがれ液』
 を使わないとはがれないのよ」
美人主婦
「おしっこする時困らない?」

女性
研究所長

「お腹にくっついたままするから、
 じょぼじょぼかかっちゃうわね」
美人主婦
A&B
「・・・」


先生の町は男だけがくだらないのかと思ったら、
女もくだらないようである。

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2015-11-15-SUN

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