小林 |
「どや」
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北小岩 |
「そうでございますね」
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小林 |
「もっとよく見た方が
よさそうやで」
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北小岩 |
「やはり何も
変化がないようでございます」
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小林 |
「新年なのにそんなことはないやろ」
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北小岩 |
「もう一度よく見てみます。
あっ!
陰毛がくっついて、
おさるのしっぽのように
なっております」
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新年早々何をしているのかといえば。
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小林 |
「今年はさる年やから、
ちんちん周辺にも
干支がこんにちはをすると
思ったが、陰毛に現れたか」
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年始からどうでもいい話は聞きたくないが、
仕方ないのでその先に進んでみよう。
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小林 |
「そろそろ現れる頃やな」
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北小岩 |
「獅子舞でございますか」
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小林 |
「少し似ているような気もするが
違うな。もっと恐ろしい」
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北小岩 |
「狩りの事でございますね」
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小林 |
「そうや」
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狩りを
する女 |
「何やってんのよ」
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小林 |
「むむっ! 始まったで」
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狩られ
る男 |
「仕方ないだろ。
なんで自分で
スカートをまくりあげて、
パンティを履いてないんだよ」
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狩りを
する女 |
「おまわりさん!」
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狩られ
る男 |
「警官を呼んでどうするんだ」
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ボスッ
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狩られ
る男 |
「うう!
先が矢じりになったヒールで
ちんちんを射抜かれた!!」
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ダダダダッ
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警官 |
「どうしました」
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狩りを
する女 |
「この変態が私の事を見て
股間を膨らませたんです」
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警官 |
「でもなぜ男が倒れているんですか」
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狩りを
する女 |
「危険を感じたので、
そこを射抜きました」
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警官 |
「確かに股間が膨らんでいるな。
ならば仕方ない」
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女は何の罪にも問われなかった。
警官が立ち去ると、
その女は先生の方を向いてスカートをまくりあげた。
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狩りを
する女 |
「おまわりさん!」
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小林 |
「警官を呼ぶんやない」
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ボスッ
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小林 |
「うう!
先が矢じりになったヒールで
ちんちんが!!」
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ダダダダッ
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警官 |
「どうしました」
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狩りを
する女 |
「この変態が私の事を見て
股間を膨らませたんです」
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警官 |
「ここに倒れている
男のちんちんは
大きくなってませんよ?」
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狩りを
する女 |
「えっ、おかしいな」
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警官 |
「あなたはこの人に暴行しましたね。
署まで来てもらいましょう」
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女は連行されてしまった。
先生のイチモツは確かに膨らんでいたのだが、
膨らんでさえ普通の人の平常時より
はるかに小さかったので、
膨らんでないことになったのだ。
新年早々よかったですね、先生! |