KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の伍百八拾八・・・ガードレール

ギュイーン ガガガガッ

「またやられた!」

先生の住む町には、とてつもないカーブがある。

小林 「急な下り坂やしな」
北小岩 「みなさま、
 ブレーキをかけるのが
 遅いようでございます」
ガード
レールを
年中補修
している
「なおしてもなおしてもやられる。
 また修理代がかかるな・・・」
小林 「そやな。
 新しくしたばかりなのに、
 もうベコベコや」
ガード
レールを
年中補修
している
「先生、
 何とかしていただけないですか」
小林 「俺の友人に、
 かなりきわどいところをつく
 発明家がおる。
 ヤツに頼んでみるわ」

それからひと月が過ぎ・・・

北小岩 「あのお方なら、
 かなり期待できますね」
小林 「重箱の玉を突っつくような
 仕事やろな。
 あそこになにか見えんか」
北小岩 「長いおちんちんが
 たくさん並んでおります!」
重箱の
玉を突く
発明家
「あっ、先生。
 いかがでしょうか。
 今までにない形の
 チンポールというガードレールです」

小林 「さすがやな。
 男たちが何を
 傷つけたくないかといえば、
 やはりちんちんやからな」
北小岩 「心理的効果抜群でございますね」

ビューン ガツッ

北小岩 「クルマがぶつかっていきました!」

キキーッ バンッ

「うお〜〜〜!」

北小岩 「ドライバーがおちんちんを押さえて、
 転がり出てまいりました。
 のたうちまわっております」
重箱の
玉を突く
発明家
「心理的効果だけでなく、
 実際にチンポールにぶつかった時、
 ポールの一番近くにいる男の
 ちんちんが同じだけの衝撃を
 受けるのです」
小林 「あまりに素晴らしく、
 あまりに恐ろしい発明やな。
 不思議なポールや」

先生がチンポールに近づいた刹那。

「わ〜、おちんちんよ!」

「ご立派ね!」

「持って帰って使いましょ!」

ブツッ! ブツッ! ブツッ!

北小岩 「アマゾネス軍団の方々が、
 おちんちんを抜いております!」
小林 「うお〜〜〜!」

抜かれたちんちんと先生のちんちんがシンクロした。
先生の痛みはどれほどだったのか。
想像したくないので、想像いたしません。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
メールの表題に「小林秀雄さんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2016-01-10-SUN

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