ふわ〜〜〜!
散歩中に先生が大あくびをした。
ぶ〜ん
パッ
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小林 |
「しまった!
油断しとったら、
ハエが口から入ってしまった」
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北小岩 |
「それは大変でございます。
もしかすると、ハエは
先生の口の中を糞と
勘違いしたのではないでしょうか。
はっ!
申し訳ございません」
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小林 |
「お前の暴言にも慣れたわ」
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北小岩 |
「わたくしも、
もう少しおべっかを使えるよう
修行いたします」
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小林 |
「そんなことより、
このポスターを見てみい」
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北小岩 |
「美しいでございます。
オーロラですね」
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小林 |
「宇宙のカーテンといわれとるな」
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北小岩 |
「今生で一度は
味わいたいものでございます」
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小林 |
「そやな。
店に入ってみるか」
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先生と弟子は所持金が各自2円ずつ。
二人合わせても4円しか持っていない。
海外旅行など夢なのだが。
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北小岩 |
「外で神秘的なポスターを
拝見いたしました」
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旅行会
社の人 |
「オーロラですね」
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小林 |
「こいつが
パンティの奥をのぞくように、
見たがっとるんやな」
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旅行会
社の人 |
「パンティというより、
スキャンティに
近いかもしれませんね」
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この人たち、わけがわからない。
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旅行会
社の人 |
「ちょうどよかった。
我が社のツアーで
秘密の北極圏に行ってきた
女性たちが、
その時の様子を
ビデオに撮ってきたので、
一緒に観ましょう」
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大きなモニターに、現地が映し出された。
一人の女性が、
リポーターのように解説を始める。
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女性A |
「私たちは今、
北局部、じゃなかった。
北極圏にたっています。
地球ではここでしか見られない
オーロラを待っています。
オーロラは、
私たちの大好きな形」
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ぽこっ
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女性A |
「あっ、
出てきました!
おいしそう!!」
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濃紺の空に現れたのは、
シルクでこしらえたような、
おちんちんだった。
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女性A |
「これでは満足できないよね」
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女性B |
「そうね!
世界一大きくて太い
オーロラを作りましょう。
みんな、脱ぐのよ」
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女性
たち |
「オーッ!」
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次々下着姿になると。
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女性A |
「オーロラの角度が上がったわ。
でも、
まだ中途半端な大きさね。
もっとちゃんと脱ぎましょう!」
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全員全裸となり、オーロラにむかって御開帳した。
オーロラは、はち切れんばかりに大きくなった。
でも、いったいなんなんだ、このオーロラ。 |