KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の六百弐拾壱・・・進化の行方

先生の友人に左側だけ金玉がでかい科学者がいる。
師弟は氏のもとをたずね、
男の進化について語り合った。

左側だけ
金玉が
でかい
科学者
「現在、一般的に
 男性の方が女性より
 身体が大きいですが、
 そのメリットは何かあると
 思いますか」

北小岩 「高いところにある物を
 とったり、重い物を運んだり」
左側だけ
金玉が
でかい
科学者
「そんなことが今後、
 どれほど有用性を持つと
 思いますかね」
北小岩 「どこかの段階で、
 ほとんど価値がなくなるように
 思います」
左側だけ
金玉が
でかい
科学者
「その通りです。
 すると大飯を食らったり、
 大きい分邪魔になって
 しまうでしょう」
北小岩 「となると、
 男はどのような進化を
 たどるのでしょうか」
左側だけ
金玉が
でかい
科学者
「男性は女性に比べて、
 年々弱くなっていますね」
北小岩 「そうでございますね」
左側だけ
金玉が
でかい
科学者
「いずれ女性に
 全面的に守ってもらわなければ、
 どうにもならない存在に
 なってしまうでしょう」
北小岩 「では、
 女性に守ってもらうための
 進化を遂げるのですね」
左側だけ
金玉が
でかい
科学者
「簡単にいえばそうです」
北小岩 「どのような進化になるのか、
 想像がつきません」
左側だけ
金玉が
でかい
科学者
「身体が小さくなるでしょう」
小林 「小さくなるといっても
 いろいろあるやろ。
 ちんちんぐらいの
 大きさになるとか」
北小岩 「おちんちんは人によって
 大きさがまちまちです。
 例えばわたくしのモノですと
 大きな徳利ぐらいは
 ございますが、
 先生の場合
 ペットボトルのふたぐらいしか
 ないではありませんか」

先生の表情が般若に変わりつつあった。

北小岩 「はっ。
 ほんとのことを申し上げて、
 大変申し訳ございません!」
左側だけ
金玉が
でかい
科学者
「先生のモノは小さすぎるので、
 この際無視して考えましょう。
 実は未来の男性は、
 おちんちんぐらいの大きさに
 なると考えております」
北小岩 「なんと!」
左側だけ
金玉が
でかい
科学者
「カンガルーの赤ちゃんは、
 お母さんのおなかの
 袋の中で守られてますね」
北小岩 「女性のおなかに、
 これから袋ができるので
 ございますか」
左側だけ
金玉が
でかい
科学者
「そんなことはありません」
北小岩 「ではどこの中で
 守ってもらうのですか」
左側だけ
金玉が
でかい
科学者
「男たちが大好きな、
 股間の奥ですよ」
北小岩 「共生関係では、
 ギブ&テイクが
 成り立っていますが、
 いかがなものでしょうか」
左側だけ
金玉が
でかい
科学者
「男は精力を失っているので
 基本はやわらかい状態です」
小林 「情けないな」
左側だけ
金玉が
でかい
科学者
「頭部から中に入っていると
 想像できますが、
 両足を持たれて
 出し入れされているうちに
 多少硬度が増すでしょう。
 それでお楽しみに
 寄与できれば
 守られ続けるでしょうが、
 やわらかいままだと
 イカの餌に
 されてしまうでしょうね」
小林&
北小岩
「イカの餌に・・・」


生物は様々な進化を遂げて、今の形で存在している。
しかし、未来永劫その姿を保つことは不可能である。
左側だけ金玉がでかい科学者は、
男は将来おちんちんぐらいの大きさになるという。
科学者の予測が当たるかはわからないが、
女に比べて男だけが情けない進化を遂げることは、
あり得るかもしれない。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
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2016-08-28-SUN

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