ぶ〜ん
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小林 |
「しまった!」
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北小岩 |
「蜂が先生のふんどしに
闖入いたしました」
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小林 |
「俺のブツが巨大な敵と間違われ、
本気で攻撃されてしまうわ」
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北小岩 |
「恐ろし過ぎることでございます!」
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小林 |
「一撃でしとめんと、
ブツの寿命が終わる」
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北小岩 |
「以前エロ本を拾った際に、
なぜかパンティ泥棒を撃退する
金玉空手のページがございました。
わたくしそれを参考にして、
一生懸命練習したのです。
その技を使ってみたいと思いますが、
覚悟はよろしいですか」
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小林 |
「ブツが蜂にやられて、
蜂の巣状になるよりはましや。
頼むわ」
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北小岩 |
「かしこまりました。
では歯をくいしばって、
いえいえ、
イチモツをくいしばってください」
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小林 |
「ああ」
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北小岩 |
「いきますよ!」
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ぶ〜ん
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北小岩 |
「あっ、
蜂が何事もなかったかのように、
出てまいりました」
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小林 |
「俺のイチモツを
ヒグマと勘違いして、
恐れをなして出てきやがったな」
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北小岩 |
「違うと思います。
きっと蜂さんは、
先生のブツを
折れた細い小枝かなにかと思って、
攻撃対象にしなかったのだと
思います」
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小林 |
「お前、
俺のブツの大きさに関して、
大いなる勘違いをしとるな。
まあ、ええわ。
ところで裏山に住む
蜂の噂を知っとるか」
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北小岩 |
「存じません」
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小林 |
「蜂の秘密を知った
町の男たちが、
蜂の巣をつついたような大騒ぎ
という話や」
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北小岩 |
「そうなのでございますか」
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小林 |
「大変なこっちゃ」
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北小岩 |
「雀蜂よりも危険な蜂が
大発生しているのですか」
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小林 |
「ある意味、
危険なような危険じゃないような」
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北小岩 |
「謎は深まるばかりですね。
裏山に行ってみましょう」
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現場に到着すると、
すでに町のスケベたちが集まっていた。
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北小岩 |
「いったい何が
あったのでございますか」
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町の
スケベ
A |
「スケベな蜂が
大発生したんだよ」
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北小岩 |
「どういうことでございますか」
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町の
スケベ
B |
「蜂が夜中に
女のパンティの中に入って、
秘所から出る蜜を集めているんだ」
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北小岩 |
「なんと!」
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町の
スケベ
A |
「俺たちは秘所蜂と
呼んでるんだけどな」
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北小岩 |
「皆さまは
女性たちを蜂から守るために、
撃退しにきたのですか」
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町の
スケベ
B |
「バカいうなよ。
蜂が集めた女の秘所の蜜を、
奪いにきたんだよ」
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町の
スケベ
A |
「思う存分、
舐め味わおうと思ってな」
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北小岩 |
「・・・」
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先生の町は、蜂までスケベらしい。
それにしても、この町のスケベたちって・・・。 |