北小岩 |
「ふわ〜」
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小林 |
「でっかいあくびやな」
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北小岩 |
「春のあくび、
これほど気持ちよいものは
ございませんね」
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小林 |
「ふわ〜」
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北小岩 |
「先生も
気持ちよさそうでございますね」
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小林 |
「お前のあくびが
うつったようやな」
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北小岩 |
「ふわ〜」
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小林 |
「今度は俺のあくびが
うつったな。ふわ〜」
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北小岩 |
「わたくしのあくびが
うつりましたね。ふわ〜」
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このどうでもいい連鎖を断ち切った者。
それは町の忍者だった。
シュッ
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小林 |
「ふわ〜っ、んっ?」
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シュッ
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北小岩 |
「ふわ〜っ、あれっ?」
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小林 |
「口の中に
かんしゃく玉みたいなものが
入らんかったか?」
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北小岩 |
「そうでございますね。
取り出してみます。
げげっ!
巨大な鼻くそでございます!」
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小林 |
「しまった!
鼻くそ忍者に
してやられたわい」
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先生の町には鼻くそ忍者という人がいて、
たるんだヤツを見つけると、
どこかからこねて巨大にした鼻くそを
投げ入れるのである。
まあ、そんなことはどうでもいいだろう。
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小林 |
「今日プール開きやな」
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北小岩 |
「今年こそがんばりましょう」
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二人がプールに行くと、
そこには多くの男が集まっていた。
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小林 |
「みんなすけべそうな顔やな」
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北小岩 |
「期待できますね」
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「よ〜い、マン!」
どーん
号砲がなる。
男たちは25メートルプール一杯の牛乳に
顔をつけて飲み始めた。
よくみると、プールの中には
全裸の女性たちが入っているようだ。
ごくっごくっ
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小林 |
「もっとペースをあげんとな」
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北小岩 |
「かしこまりました」
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これは小林先生の町の年中行事。
牛乳プールに全裸の女性たちが入っていて、
すけべな男たちが必死に牛乳を飲み、
全裸を拝もうという趣向なのである。
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小林 |
「やばい!
こんなに時間が
かかっていたら、
今年もマン足な結果を
出せんぞ!」
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ど〜ん
「終了です」
もう少しで乳首が見えるところまできたのだが、
男たちは力尽きた。
時間内に飲み干せないと、大変なことになる。
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小林 |
「アマゾネス軍団が
やってきたで・・・」
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軍団の方々は巨大な浣腸を手にしている。
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アマゾ
ネス
軍団 |
「おろせ!
そして、突き出せ!」
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男たちはパンツを脱ぎ、お尻を突き出す。
すかさず軍団は浣腸してまわる。
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男たち |
「うう〜〜〜!」
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小林&
北小岩 |
「ぎょぎょぎょえ〜〜〜!」
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どばっ! どばっ! どばっ!
お尻から牛乳状のものが噴射される。
ああ、なんてばかばかしいんだろう。
この町・・・。 |