KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の六百伍拾六・・・バンジージャンプ

北小岩 「花びらが舞い降りております」

ひらひらひら〜

北小岩 「そういえば、
 桜も散ってしまったのですね」

ひらひらひらひら〜
北小岩 「そうでございます!
 もしも女性の股間に
 花びらがたくさんあると
 いたしましょう。
 花びらは散るものでございます。
 そうすれば、
 股間が見えるでは
 ございませんか!」
小林 「お前でかい声で、
 またいつもと同じような
 卑猥なことをしゃべっとるな」
北小岩 「あっ、先生。
 女性の股間に花びらが」
小林 「小声で話さんかい!
 公衆の面前で
 『股間が見えるでは
  ございませんか!』
 などと言われたら、
 こっちはどんな反応を
 すればええんや!」
北小岩 「確かにそうでございます。
 大変申し訳ございません」

結局二人とも卑猥なことを
大声で叫んでいるだけだった。

小林 「そんなことは
 どうでもいいとして、
 隣の隣の隣町のことを
 知っとるか」
北小岩 「存じません」
小林 「一週間前に、
 えらいもんが
 できたらしいんや」
北小岩 「そうでございますか。
 ではいかねばなりませんね」

二人は各自お尻の山を左右の手でにぎり、
裂くように広げることで
肛門の風通しをよくし、
す〜す〜した感触を胸に、
隣の隣の隣町まで駆けていった。

北小岩 「あそこをご覧ください」
小林 「えらく高い台やな」
北小岩 「長〜いゴムが
 垂れ下がっております」
小林 「バンジージャンプのようやな」
北小岩 「わたくし、
 高所恐怖症ですので、
 ジャンプ台を見ているだけで
 震えがきます」

「挑戦する勇気のある男はいないの!」

「成功したら、ごほうびに私たちをあげるわ!」

ほぼ一糸まとわぬ女たちが、男を煽る。

小林 「おっ、
 屈強なヤツが台に立ったで」
北小岩 「服を脱ぎ始めました」
小林 「全裸になったな」
北小岩 「むっ!
 おちんちんに
 ロープゴムをつけました」

「うお〜!」

男がジャンプすると、
ちんちんがこれ以上伸びないほど
びよ〜んとなったが、どうやら成功したようだ。
 

「素敵!
 今晩は私たちのために
 最大限伸ばしてね!」

それを聞いた先生は己の実力を顧みずに挑戦し、
衝撃でおちんちんがとれてしまった。祝!
 

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2017-04-30-SUN

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