小林 |
「そろそろ出かけるかな」
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北小岩 |
「どちらへでございますか」
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小林 |
「今、東京の至る所で
異変が起きるとらしいんや」
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北小岩 |
「それは大変でございますね」
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小林 |
「俺とお前にそれを
確かめてほしいと
依頼があってな」
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北小岩 |
「どなたからの依頼でございますか」
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小林 |
「地理と言えば
有名なところがあるやろ」
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北小岩 |
「国土地理院でございますか」
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小林 |
「近いんやが、別組織やな」
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北小岩 |
「はて?
思い浮かびません」
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小林 |
「国土地理院の影で活躍している、
国土地理陰唇からの依頼や」
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北小岩 |
「聞いたことございません」
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小林 |
「日本の地理の奥襞を
追求しているところやな」
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北小岩 |
「そうなのですか。
歩いてまいりますか」
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小林 |
「タダ券もらっとるから、
電車で行こうか」
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二人は駅に行き、気合いをいれるために
それぞれ切符の角でちんちんを刺した。
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北小岩 |
「日頃秘所に
過酷な攻撃を受けている
わたくしたちにとっては、
痛くすぐったいでございますね」
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小林 |
「俺たちのちんちんも、
益荒男になったな」
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二人のちんちんなど、
世の中にとってはない方がいいものに過ぎない。
ガタンゴトン
「次は〜、チン橋〜、
チン橋でございます」
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北小岩 |
「えっ?
今までは新橋ではなかったですか」
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小林 |
「そやな。
降りてみるか」
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北小岩 |
「あれっ?
いきなり橋になっております」
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ぐぐぐっ
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小林&
北小岩 |
「うお〜!」
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電車を降りるとすぐに
ちんちん型の橋になっており、
それが人に刺激されて鎌首をもたげたのだ。
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小林 |
「次の場所に向かおうやないか」
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「次は〜、
井の亀頭公園〜、
井の亀頭公園でございます」
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小林 |
「言うまでもなく、
井の頭公園だったはずや」
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北小岩 |
「降りなくてもどういう状況か、
火を見るより明らかでございます」
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再び都心部に戻ってみたのだが。
「次は〜、大肛門〜、
大肛門でございます」
大門は、大肛門に変わっていた。
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いったい東京はどこへ向おうとしているのか。
今後の動きを注視しなければならないであろう。 |