小林 |
「今日起きてから、何をした」
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北小岩 |
「わたくし、
おちんちんの向きが左なのですが」
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小林 |
「ああ」
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北小岩 |
「なぜか右に傾いておりまして」
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小林 |
「ああ」
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北小岩 |
「手を使って左に戻しても
進歩がございません」
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小林 |
「ほほう」
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北小岩 |
「それでわたくし、
卒倒するほど強い息を吹きかけ、
右から左へ位置を変えようと
思ったのでございます」
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小林 |
「お前、
見かけによらず真の男やな」
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北小岩 |
「そうでございますか」
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小林 |
「そやな。
それで左に動かすことができたんか」
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北小岩 |
「できませんでした」
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話を聞くだけ無駄であった。
「いかがですか〜、
『におい屋』開店で〜す。
本日無料で〜す」
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小林 |
「あそこを見てみい!」
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北小岩 |
「うわ!
あそこのあそこでございますね」
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二人がびっくらこいたのもむべなるかな。
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小林 |
「小股のぱっくり割れた
ええ女のショートパンツから、
確かに毛が出とるな」
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北小岩 |
「におい屋さんというのも、
下半身を連想させます。
行ってみましょう」
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阿呆面下げて、女性について行った二人。
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毛見え
女 |
「ようこそ、
私たちのお店へ」
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小林 |
「におい屋いうのはなんや」
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毛見え
女 |
「私はにおい鑑定士です。
鑑定によって、
さまざまな楽しみが待ってます」
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小林 |
「こっちのもんやな」
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毛見え
女 |
「ではいきますね。
むっ!」
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小林 |
「どや?」
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毛見え
女 |
「あんたたち、
股間を何日も洗ってないでしょ」
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小林 |
「うっ」
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毛見え
女 |
「それに栗の花のにおいが、
たっぷりするわ。
コブラ!!!」
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突然現れた大男たちに二人は捕らえられ、
ズボンと一緒にパンツを脱がされた。
女性が持っている檻の中には、コブラがいる。
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毛見え
女 |
「このコブラたちは、
普段はおとなしいけれど、
あまりに臭いにおいを嗅ぐと、
猛り狂うのよ!」
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危険なコブラが放たれた。
子弟のイチモツは、どうなってしまうのか。
冷静に考えると、どうなってもいいであろう。 |