「あなた方は
何のために生きているのですか」
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北小岩 |
「なかなか難しい質問でございますね」
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小林 |
「しかし、
俺たちはその命題に対して、
何年も議論を重ねてきたな」
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北小岩 |
「そうでございますね」
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「聞かせてもらおうじゃないですか」
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小林 |
「俺たちが何のために
生きているのか」
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北小岩 |
「その理由は」
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小林 |
「女性を気持ちよくするためやな」
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「なるほど。私と同意見ですな」
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北小岩 |
「そうでございますか」
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「ところであなた方は、
女性を気持ちよくする行いを
しているのですか」
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北小岩 |
「いえ。
ここのところまったく」
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小林 |
「俺たちの選り好みが
激しすぎたからな」
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北小岩 |
「そうでしょうね」
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「そんなことは
あり得ないとは思いますが、
ともかく行いを
まったくしていないことは
確かなのですね」
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北小岩 |
「はい」
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「では私の工場に
行ってみましょう」
得体の知れない男に、
子弟はついていった。
「私は女性を気持ちよくするのは、
まず目覚まし時計だと考えます」
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小林 |
「なるほどな」
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北小岩 |
「朝から気持ちよければ、
ごきげんでございますね」
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「今日は辛口の女性に
モニターを依頼しております」
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北小岩 |
「どんな目覚まし時計を
つくっているので
ございますか」
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「鳩時計がありますね。
あの要領で、お目覚めの時間になると
シリコンでできたおちんちんが
女性の秘所まで伸びます」
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北小岩 |
「ごくっ!」
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「そしておちんちんが
秘所をつんつんするんですね」
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北小岩 |
「凄いでございます!」
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「おちんちんの大きさは、
それぞれの人のサイズで替えられるように
なっています。
どうですか。試してみますか」
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小林 |
「俺が女性を
異次元の世界に連れてったるわ」
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先生のブツの大きさのものが
目覚まし時計にセットされた。
モニターの女性は、ゆったりと眠っている。
「五分後に
セットしてみましょう」
ギーッ
時間が来て先生のブツの大きさのものが
女性の秘所を刺激した。
だが、女性は微動だにしなかった。
小さ過ぎて気づかなかったのですね。
やはりペットボトルのふたぐらいの大きさでは、
女性を気持ちよくできるはずはないのですね。 |
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